市販の粉を使って“バインクオン(蒸し春巻き)”を作ろう!~後編~

バインクオン

前編のつづき~

下ごしらえが済んだところで、具材を炒める工程に入ります。

次にバインクオンの生地を焼き、生地で具材を巻いていきます。

 

具材を炒めて生地で巻く

3.具材を炒める

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

フライパンを中火で熱し、豚ひき肉、みじん切りにした玉ねぎと木耳をよく炒めます。
だしの素で味付けをしたら、別のお皿に取り出しておきます。写真はベトナムで購入したAjinomoto Vietnamから出ている豚骨だしですが、鶏ガラスープの素でもいいと思います。

 

4.生地を流し入れる

バインクオン液を流し込だところ

テフロン加工のフライパンを弱火で熱し、キッチンペーパーで油を薄くひきます。
(お玉1杯分ほどの)バインクオン液を流し込み、全体にいきわたるようにし、すぐにフタをして15秒ほど(生地が半透明になるぐらい。実際は15秒以上かかりました)待ちます。

バインクオン液に油が入っているためか、フライパンの上で液がはじかれしまい、フライパンを回してもなかなかうまく丸い形に広がりませんでした。できあがった生地は最終的には巻いてしまうので、形はいびつでもOKでしょう! 
2020.4.6追記
ミッチェルさんから生地を上手に焼くアドバイスをいただきましたっ♪


焼きあがったバインクオン生地

その後、フライパンをひっくり返し、まな板の上に生地を置きます。

 

5.具材を包む

具材をのせたところ

できあがった生地の手前のほうに炒めておいた具材をのせ、くるくると巻いていきます。
(端は巻いても巻かなくても、どちらでもOK)これを何回か繰り返します。

巻き終わったバインクオン

左が一番最初に作ったもの。お玉2杯分入れたら、分厚くなりすぎました・・・。
右に行くにつれて、中の具材が透けて見えて、少しずつそれらしくなってきました。

 

6.皿に盛り、モヤシ(あれば香草とフライドオニオン)を添える

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

お皿に巻き終わったバインクオンをのせ、ゆでたモヤシを添えましょう。
もし手に入れば、オリエンタルハーブなどの香草があるとより本格的になりますよ!

実食!

バインクオンを切ったところ

ミックス粉の主な成分は米粉+タピオカ粉。ミックス粉がない場合は、米粉+片栗粉で代用できます。その場合の配合の比率は米粉50g:片栗粉40gです。

もちもち&ぷるぷる食感がおいしいバインクオンを、ご自宅でもぜひ再現してみてくださいね。

ちなみに、ご紹介した「TAIKY」のミックス粉ですが、わたしはベトナムでではなく、名古屋のベトナム食材店「Little Hanoi」で1袋370円(+税)で購入しました。

参考動画(ベトナム語、2分19秒)

作る前に動画を見ておくと、手順のイメージがわきやすいかもしれません。

 

ベトナム系YouTuberのお2人がバインクオンに挑戦!

ベトけんさん

ベトけんさん(@VietkenOfficial)、ありがとうございました!

ひろみさん

ひろみさん(@vietnamhiromi)、ありがとうございました!

 

こちらもあわせてご覧ください☆
北部タインチ風蒸し春巻き、Bánh cuốn Thanh Trì
市販の粉を使って“バインセオ(ベトナム風お好み焼き)”を作ろう!

スポンサードリンク

シェア!

3 件のコメント