ホーチミン5区にある中華色の強い市場「アンドン市場」

An Dong Market

中華色の強い市場

1区と5区のビンタイ市場のちょうど中間あたりにあるアンドン市場
(ベトナム語表記:Chợ An Đông、漢字表記:安東市場)

ベンタイン市場から西へ車で10分ほどのところにあります。

デパートのような建物の地下1階から3階までが市場部分で、
それより上の階には「凱撤酒店」というホテルが入っています。

 

 

チョロン(中華街)という場所柄、ときどき中国語が聞こえてきます。

お店の人もお客さんも中華系の人が多いアンドン市場。「中国語が通じるから、ホーチミン在住の中国人はよくアンドン市場を利用しているよ~」と中国人の友人が言っていました。

 

An Dong Market

地下には食堂・食料品・貴金属、1~3階では衣料品・靴・布地売り場があります。

建物の中央にエスカレーターがありますが、動いていませんでした。
市場内はエアコンがありませんが、風通しが良く、ムッとした熱気をあまり感じません。

人もそれほど多くありませんので、買い物しやすい環境だと思います。

豊富な干物や乾物

An Dong Marketの食堂街
地下には食堂が併設されています。

市場の熱気と活気に疲れたら、こちらで冷たいチェーやシントーでも飲みながら休憩してみてはいかがでしょうか?もちろん、フォーやブンなどのお食事もとれますよ。

 

食料品売場は、干物や乾物を売るお店が多いです。
ツバメの巣などの高級中華食材もありましたよ。

An Dong Market

山積みの乾物が所狭しと並べられている光景は圧巻!

干しエビだけでも8種類ぐらいあったり、生の蓮の実をひとつとってみても、中部産と南部産があったりと、いろいろな発見があって、見るだけでも面白いです。

時間に余裕があれば寄ってみてもいいかも

ホーチミン最大の市場といえばベンタイン市場、つぎにチョロンのビンタイ市場

ベンタン
ベンタイン市場

ビンタイ市場
ビンタイ市場

2つの市場に比べると、アンドン市場は地元の人が多く、こじんまりとしています。

ここにしかない物が売っていたり、お土産になるようなものが売っていたり、激安!というわけではないですが、特徴といえば・・・中華色が強いことでしょうか?

「ちょっと変わった市場を見てみたい」という方は訪れてみると面白いかもしれません。

 

☆その他の市場の記事はこちら

 

アンドン市場(An Dong Market)
住  所:34-36 An Duong Vuong , District5 , HCMC
T E L  :028-3835-4773
営業時間:6:00~18:00頃

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ABOUTこの記事をかいた人

中国(上海・北京)7年、ベトナム(ホーチミン)3年弱の約10年間のアジア生活を経て、2016年より愛知県在住。近年日本で生活するベトナム人が増えている中で、少しでも多くの方にベトナムに興味を持っていただけたらな・・・。そんな思いで、(素人ですが)ベトナム料理のレシピ、日本で買えるベトナム食材、愛知県のベトナム料理店などの紹介をしています。