ホーチミン名物の“花鍋”が食べられる精進料理店「mandala」

ホーチミンでは街の至る所で“COM CHAY(精進料理)”を見かけます。
ベトナムでは、毎月、旧暦の1日と15日に精進料理を食べる習慣があるのだそう。

スーパーにも“ベジタリアンコーナー”が設けられていて、お肉やお魚を模して作った食品などが並んでいます。ベジタリアンではありませんが、なかなか興味深いところです。

 

 

さて、本日は1区北部・スーングエットアン通りにある精進料理&チベット料理店「mandala(マンダラ)」をご紹介。ベンタイン市場から徒歩約15分の距離にあります。

mandala@HCMC

入口の壁には、ダライ・ラマ14世やラマ僧の写真が。

店内には壁一面にチベットのポタラ宮の絵があったり、マニ車が置いてあったりとチベット風情を感じることができます。今、ベトナムにいることを忘れてしまいそうです。

2階席もありますよ。

mandalaのミルクティー

最初に出てくる温かいミルクティー。濃厚で甘いです。

メニューにはチベット料理もありましたよ。
(どんな料理があるかチェックするのを忘れてしまいました…)

この日は2人だったので、前菜2品に鍋を注文しました。

鍋は何種類かあったのですが、花鍋(LAU HOA)に。

食用の花はベトナム南部では一般的に食べれているそうで(スーパーの野菜コーナーにも食用の花が並んでいますよ)、「花を食べる!?」と思い、一度食べてみたかったんです。

GOI MIEN NEPAL

GOI MIEN NEPAL  65,000ドン → 70,000ドン(約350円) ※2019.1.20修正

ネパール風春雨サラダ。えびせんにのせて食べます。
味はゴイセン(蓮の茎のサラダ)と似ていて、甘酸っぱいです。

タデの葉やパクチーが入っているので、苦手な人にはツライかも…。
春雨があたたかかったのですが、これも“ネパール風”なのかな?

CHA GIO MANDALA

CHA GIO MANDALA  65,000ドン → 70,000ドン(約350円) ※2019.1.20修正

コーン、エリンギ、チーズなどが入ったクリームコロッケのような料理。
甘酸っぱくて、はじめて食べる味でした。
甘いマヨネーズ風ソースかヌックマムベースのタレをつけて食べます。

花鍋の具

花鍋の具

前菜2品を食べ終わると、鍋セットが運ばれて来ましたよ。
お皿の上の見たことがない食材たちに興味津々!

 

ティエンリー(夜来香)の蕾カボチャの花里芋の茎ハスイモの茎

ハスイモの茎はカインチュア(ベトナム南部の甘酸っぱいスープ)で食べたことがあったのですが、その他の食材はこの日はじめて口にしました。

LAU HOA DONG NOI

LAU HOA DONG NOI  150,000ドン → 160,000ドン(約800円) ※2019.1.20修正

量は2人前ぐらいでしょうか。
こちらは小さいサイズで、大きいサイズは220,000ドン(約1,100円)です。

スープには、あらかじめ煮込まれた具材が入っていました。

ちくわぶのようなものブロッコリーカリフラワー豆腐揚げ豆腐人参空芯菜フクロタケ等。もちろん、お肉もお魚も入っていません。とってもヘルシー!!

こちらの花鍋のスープ、「何味?」と聞かれると、一言で答えるのは難しい…。
トマトと醤油は入っていると思いますが、それだけじゃない味がします。
さっぱりめのスープで、最後まで美味しくいただけました。

はじめて食べる花は、クセがなく食べやすかったです。

〆のブン

鍋の〆にはブン(米麺)を入れて♪

野菜だけの鍋ですが、具だくさんだし、珍しい食材ばかりで新鮮だったので、お肉やお魚が入っていなくても満足感がありましたよ。

目でも舌でも楽しめて、野菜たっぷりでカラダも喜ぶ花鍋。
食べ終わった後は、なんだかデトックスされた気がします。

鍋にはお肉やお魚が欲しくなりますが、たまにはこんな鍋もいいですね!

 

mandala(マンダラ)
https://www.facebook.com/Nh%C3%A0-H%C3%A0ng-Chay-Mandala-473145299390623/
住  所:110 Suong Nguyet Anh , District1 , HCMC
T E L  :028-3926-0638
営業時間:9:00~21:00

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