ホーチミンを中心に南部で食べられている“ブンティットヌン(Bun Thit Nuong)”。
日本語にすると、豚焼肉のせサラダ麺といったところでしょうか。
下味に漬けこんで炭火で香ばしく焼いた豚肉、ブン(細い米麺)、なます、ピーナッツ、ネギ油、ハーブや生野菜にヌックマムベースの甘辛いタレをかけて、まぜまぜして食べる麺料理です。
さっぱりしていながらも、ボリュームのあるお肉でお腹にたまります!
本日の記事は「ブンティットヌンを自宅で作ってみよう!」という内容です。
ベトナムのレシピサイト複数を参考にして、自分なりにアレンジしてみました。
少し手間はかかりますが、ベトナムの味が恋しくなったらぜひ作ってみてください。
※2020.1.16レシピの分量を再改良しました
※シソは味のアクセントになりますので、入れることをおすすめします!
乾燥ブンが手に入らなかったので、スーパーで見つけたケンミンのライスパスタ(玄米入り)を使いました。
ベトナムのブンより少し太めですが、食感は同じで、これでベトナムの味が再現できましたよ。
食感は違いますが、そうめんでも代用してもいいと思います。
ボウルに厚めにスライスした豚肉(わたしは3等分に)と漬け込み用の調味料を入れてよく混ぜます。
そのまま冷蔵庫で3時間ほど時間を置きます(時間がない方は短縮してもOK)。
漬けこんでいる間に、トッピングの準備をします。
きゅうり、シソは細切りに、レタスは手で食べやすい大きさにちぎります。
もやしは現地風に生のまま使いましたが、お好みでゆでたものでも。
大根と人参少量(50gぐらい)を細切りにし、塩少々、砂糖大さじ1、ライムまたはレモンの絞り汁(わたしはポッカのレモン果汁を使いました)大さじ1で和えて、しばらく時間を置き、味をよくなじませます。
きざんだネギを少量の油で熱します。香りが出たら火を止めます。
わたしは万能ネギを使いましたが、普通のネギの青い部分でもOKです。
<タレの比率>
砂糖1 : ライム汁1 : ヌックマム2 : 水2
砂糖→ライム汁→ヌックマム→水の順に合わせて、最後にみじん切りにしたにんにくと生唐辛子を加えます(わたしは生唐辛子の代わりに鷹の爪で代用しました)。
量が足りないようなら、上の比率に沿って足します。
ポイントは「砂糖の後にライム汁を入れること」。
こうすることで、ライムの香りがより引き立つのだそうです。
~豚肉を焼く&盛り付け編につづく~