ベトナムの鶏肉入りスープ春雨「ミエン・ガー(miến gà)」。
☆ベトナム語メモ
miến=春雨
gà=鶏肉
現地の発音は「ミィン↗ ガー⤵ 」という感じです。
この料理はクセがなく、あっさり味で、私たち日本人の口にも合うと思います。
スープ春雨というと、スープの中に春雨が具程度に少し入っているイメージですが、ベトナムでは麺料理として食べられています。
今回は、現地で食べられている、たけのこ入りのミエンガー「ミエン・マン・ガー(măng=たけのこ)」を作ってみたいと思います。
<調味料>
今回は、ベトナム食材店で購入したベトナムの春雨を使用しましたが、市販の緑豆春雨でももちろんOK!
玉ねぎ1/8個分をみじん切りに(のこりはスープのだしとして使います)、にんにくもみじん切りに。万能ねぎは小口切りにします。
たけのこの水煮は軽く水で洗い、水気を切っておきます。
※大きめにカットされたたけのこ水煮を購入された場合は、薄切りにしてください
手羽元は皮目を下にし、だしが出やすいように骨に沿って切り込みを入れます。
深めの鍋に水・鶏もも肉・手羽元・玉ねぎを入れ、火にかけます。
アクをこまめに取り除きながら、弱火でコトコト30分ほど煮込みます。
スープを煮込んでいる間に、具となるたけのこを炒めていきます。
フライパンに少量の油を熱し、みじん切りにした玉ねぎとにんにくを炒め、
香りが出てきたらたけのこを入れ、軽く塩こしょうを振って炒めます。
30分後のスープ。短時間で鶏の旨みが出ました。
鶏肉と玉ねぎを取り出し、鶏もも肉は粗熱が取れたら食べやすい大きさに切ります。
スープに炒めたたけのこを入れ、再び煮立てます。
その後、ヌックマム・塩・氷砂糖を入れて味を調えます。
この時点で薄味だと感じた方は、ヌックマムや塩で適宜調整してください。
次に春雨をゆでます。
お好みにより弱火で3~5分ほどゆで上げて水洗いしたあと、水切りして器に入れておきます。
スープにもやしを入れて軽く湯通しします。
生のシャキシャキ食感のもやしがお好きな方は、この工程を飛ばしてください。
春雨を入れておいた器にスープを入れ、鶏肉・たけのこ・もやしを盛り付けます。
だしで使った手羽元も盛り付けていただきましょう♪
最後に万能ねぎをのせてできあがりです!
スープはあっさりしていながらもコクがあり、子どもでも食べやすい味に仕上がりました。
春雨なのでヘルシー!ダイエット中の方にもおすすめです。
お腹いっぱい食べたい方は春雨の量を調整してくださいね。
ヌックマム以外はどこのスーパーにも置いてある食材ばかりだと思いますので、ヌックマムを手に入れて、ぜひ作ってみてください☆
だしに使用した玉ねぎも、甘みが出ていてとてもおいしいですよ~