1区と新興住宅街の7区の中間に位置するローカルなエリア、ホーチミン市4区。
日本人が食べてもおいしいと感じるローカルの寿司屋台や貝屋さんがあるので、夜は日本人をはじめとした外国人の姿を見かけますが、日中はあまり見かけることがありません。
そんな4区を南北に走る大通り・カンホイ（Khanh Hoi）通りに、以前、ドイツ人の店主が切り盛りする本格的なドイツソーセージの屋台がありました。
ソーセージ単品だけでも豚・鶏・牛と様々な種類があるだけでなく、フランスパンにはさんでバインミーとして食べられたり、ハンバーガーとして食べられたりとバリエーションが豊富。外国人がローカルなエリアで屋台をやっているというのも興味深い点でした。
しかし、わたしが本帰国するころ（2015年末）には屋台が閉店。
とても残念に思っていたのですが、2016年10月よりホーチミン市郊外にあるBinh Chanh県（南部のロンアン省と接する県）に移転して営業を再開したようです。
Foody（ベトナム版食べログ）のページで店主やメニュー写真を見ると、間違いなくあのときと同じお店！！ちょっと遠いですが、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
～以下は、4区にお店があったときに書いた話です～
4区のカンホイ通りに出ているらしいドイツ人店主のソーセージ屋台。
以前訪れたときは、屋台があるはずの場所に何もありませんでした。
その後、夕方のみの営業だと分かり（前はお昼に行きました）、
自分でも夕方タクシーで通ったときに営業しているのを確認。
「今日こそは！」とバスに乗って、改めて行ってきました。
さて、バスを降りて屋台がある方向へ歩いて行きます。
「今日は屋台出てるかなぁ」とドキドキしながら進んで行くと…
ソーセージ屋台を発見！（ちょっと興奮ぎみ）
黄色いパラソルの下に西洋人男性が立っているのが見えました！
Xuc Xich Duc Mr.Dieters（スックシックドゥック・ミスターディーターズ）
ドイツ人店主のDieter（ディーター）さんと
ベトナム人女性の2人でお店を回していました。
7種類のドイツソーセージが炭火で焼かれていましたよ。
一番奥に見えるソーセージは長さが50cmもあるそうです。
メニュー。ソーセージをフランスパンにサンドしたものやハンバーガーなどがありました。ソーセージ（牛・豚・鶏）は単品でも買えますよ。
穏やかな雰囲気のDieterさん。
ビールのおつまみ用にソーセージ単品を3本とバインミーを買いました。
バインミーに入れるソーセージは、ビーフかポークを選べましたよ。
仕上げにお好みでチリソースとケチャップをかけてできあがり！
（マスタードは聞かれませんでしたが、あれば欲しかったです）
ドイツソーセージのバインミー（ビーフ） 25,000ドン（約125円）
ドイツのソーセージとベトナムのフランスパンの組み合わせが面白いと思いました。メニューを見ると、野菜入りだと30,000ドンになるようです。
肉々しいソーセージは皮はパリッと、中はジューシーでとっても美味！
手前：チキンソーセージ（Xuc Xich Ga） 30,000ドン（約150円）
中 ：ポークソーセージ（Xuc Xich Heo） 25,000ドン（約125円）
奥 ：ビーフソーセージ（Xuc Xich Bo） 25,000ドン（約125円）
チキンはあっさりしていて、魚肉ソーセージのような軽い食感。
ポークにはハーブが練りこまれていますが、香りが強すぎず○。
ビーフはずっしりしていて、「肉を食べてます」という満足感あり。
個人的には、チキンソーセージが一番気に入りました。
なかなか行く機会のない4区ですが、このおいしいドイツソーセージを食べに、時々足を運びたいなぁと思ったのでした。
後日、ポークソーセージのバインミーを購入。
マヨネーズ、ケチャップをかけてもらいました。
こちらもおいしかったけれど、個人的にはビーフのほうが好みでした。
現在は4区で営業していたときよりメニューが増えていますよ～。
Xuc Xich Duc Mr.Dieters（スックシックドゥック・ミスターディーターズ）
住 所：A 11/15 Quoc Lo 50 , Ap 2 , X.Binh Hung , Binh Chanh ,HCMC
T E L ：094-1447-387
営業時間：6:00～9:00、14:00～21:00（日曜・祝日定休）