ホーチミン市は一年中暑い気候ですが（乾季は肌寒く感じる日もありますが）、10月10日現在、愛知は20℃前後まで気温が下がり、寒く感じるようになりました。
アイスコーヒーを飲んでいた毎日が、ホットコーヒーを選ぶように。
料理は、日を増すごとに鍋やおでんを欲するように。
ドリンクカップや器を両手で持って、冷たい手を温めてから、温かいドリンクや料理を口にすると「ほっ」とします。
そこで今回は、個人的な意見となってしまいますが、寒くなってきた今食べたいベトナムの汁麺を4つご紹介します。
レシピが付いている料理もありますので、自作してみたい方はぜひご覧ください。
ベトナムの汁麺でまず思い浮かべるのが、フォー（phở）。
主に牛肉と鶏肉のフォーがあり、ベトナムでは牛肉のフォーのほうがよく食べられています。
日本では感覚的に鶏肉のフォーのほうが多い気がします。
スパイスの香りがするものの辛くなく、優しい味のスープで、朝食・昼食・夜食といつでも食べたくなる味です。
▼手づくりしたい方向けのレシピです
ベトナム北部でよく食べられている麺料理・ブンモック（Bún mộc）。
ブンモックは、そうめんほどの細さの米麺・ブンに木耳入りの豚肉団子やベトナムハムなどがのった具だくさんの麺料理です。
透き通ったスープは優しい味で、食欲がないときでも食べやすいです。
▼手づくりしてみたい方向けのレシピです
蟹・厚揚げ・トマト・豚の血を固めた寒天状のものなどが入ったベトナム北部の麺料理・ブンリュウクア（Bún riêu cua）。
トマトのほのかな酸味と蟹の旨味がおいしい麺料理です。
スープに蟹の旨みが溶け出していて、汁まで飲みたくなるおいしさです。
▼手づくりしてみたい方向けのレシピです
個人的に一番好きなベトナムの汁麺、ベトナム中部の古都・フエの名物麺・ブンボーフエ（bún bò Huế）。
レモングラスと赤唐辛子が効いた少し辛いスープに、ブンや牛肉やその他の具が入り、そこにお好みでたっぷりの野菜を入れて食べます。
スープがとにかくおいしくて、いろいろな材料でダシを取った滋味深い味がします。
麺は少し太めでプリッとした弾力があり、喉越しが良いです。
