蟹・厚揚げ・トマト・豚の血を固めた寒天状のものなどが入ったベトナム北部の麺料理・ブンリュウクア(Bún riêu cua)。
北部では“ブンジウクア(ブンジウ)”と呼ばれていて、麺は素麺ほどの細さの米麺・ブン(Bún)が使われています。
豚の血を固めたものは苦手な方も多いようですね。
トマトのほのかな酸味と蟹の旨味が出ているおいしい麺料理です。
「ブンリュウクアを作ってみたい!」と思っても、日本では手に入りにくいブンリュウクアのスープの素。
ベトナム食材店に行けば、ある可能性は高いです!
そこで、今回はブンリュウクアを再現する方法を3種類ご紹介します。
茅ヶ崎市の創作多国籍レストラン「クーカイ(http://www.qookai.com/)」のマダム・みぽりんさん考案の方法!
みぽりんさんの投稿を参考に作りました。
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一番手軽な方法だと思いますので、チリトマトヌードル・蟹味噌缶・ヌックマムを用意してぜひ作ってみてください。
2番目の方法は、鍋に水・にんにくのみじん切り・蟹味噌・すりつぶした干しえびを入れてスープを作る方法です。
できあがり図
☆作り方の詳細はこちら
【レシピ付】“ブンリュウクア(トマトと厚揚げ入りの蟹汁麺)”を作ろう!
3番目は今日試した方法で、お土産で頂いた「nosafood」というメーカーのスープの素を使いました。
同メーカーには他にフォーのスープも出ていて、これまでに2種類の麺を作りました。
スープの素を使って☆ブンガー(鶏スープ米麺)を作ろう♪
外出自粛中にお家で楽しむ!スープの素を使った簡単フォー
前回の「ブンガー」でブンを使い切ったので、今回は素麺で代用することに。
素麺って、いつも1袋5束入りのものを買って、一度に3束使い2束残してしまうんですよね。。。
蟹ペーストは、ベトナム食材店で購入しました。
初めて使う食材なので、ちょっとドキドキ。。。
<生麺の場合>
<乾麺の場合>
蟹ペーストは冷凍庫から出して、使う分だけ解凍しておきました。
厚揚げは一口サイズに、トマトはくし形切りに、万能ねぎと唐辛子は小口切りにします。
熱湯500mlにスープの素を溶かし、厚揚げとトマトを投入。
具を入れた分、少し長めに5分煮ました。
ここで蟹ペーストを入れるはずが忘れてしまい、蟹ペーストはレンジで加熱しました(非加熱の食材なので加熱必須!)。
あとで食べてみて、塩気が強かった&殻ごとすり潰されていて食感が気になったので、やはりスープに溶かすほうが良いと思いました。
素麺を袋の表示時間通りゆでて、丼に入れます。
スープ&具を入れ、万能ねぎと唐辛子を散らしてできあがりです。
盛り付けると、それっぽくなりました!
ブンと素麺は食感は違いますが(ブンはプリプリッ、素麺はもちもちっ)、素麺でも十分おいしくできました。
フォーに比べるとマニアックな麺ですが、とてもおいしいので、お好きな方法でぜひ作ってみてくださいね。