ホーチミンの玄関口・タンソンニャット国際空港。
ホーチミン市郊外のタンビン区にあり、中心部から北西へ約8kmの場所にあります。
タクシーなら中心部まで15万～20万ドン（約750～1,000円）程度、所要時間は、渋滞していなければ20分ほどで着きます。
そこで今回は、ホーチミンに着いてまずお腹を満たしたいとき、ホテルのチェックインまで時間があるときに訪れたい、空港近くのおすすめのフォー専門店を紹介します。
レバンシー通りにある「PHO PHU VUONG（フォー・フー・ブォン）」は100席ほどある大型店。
看板には牛の絵があり、牛肉のフォーの専門店であることが伺えます。
日本では鶏肉のフォーが多い気がしますが、ベトナムでは牛肉のフォーが多いです。
店舗の向かって左側は調理スペース、右側は客席となっています。
店内は明るくきれいで、空調が効いているので、快適に食事が楽しめます。
ベトナム人のお客さんで混んでいるため、相席になることも。
空港に着いてまずフォーを食べに行ったので、わたしはスーツケースを持って入店。
1区南部のグエンタイビン通りに支店があります。
ベンタイン市場から南へ徒歩10分ほどで着くかと思います。
1区店では食べたことがないのですが、タンビン区店のほうがおいしいと聞きました。
フォーは“Bap Hoa（希少部位）”以外は、同一料金。
小（To Nho）が1杯55,000ドン（約275円）、中が60,000ドン（約300円）。
さまざまな部位が楽しめるスペシャル（To Dac Biet）は75,000ドン（約375円）です。
店内には、牛肉の部位を分かりやすく説明したイラストが。
イラストを見ると分かりやすいですね。
わたしは牛スジが好きで“Gân”をよく注文します♪
Nạm（ナム）・・・バラ肉
Gân（ガン）・・・牛スジ
Gầu（ガウ）・・・肩バラ肉 など
おしぼり（有料）には、
“フォーの本場はハノイ（北部）ですが、
当店ではサイゴン（南部）式の味を提供しております”
といったことが書かれていました。
サイゴン（ホーチミン）式のフォーは、スープに甘みがあり、種類豊富なハーブの中から自分の好きなものをちぎり入れるスタイル。
また、サイゴンの人は、卓上に多数並んだ調味料をスープに入れて、スープの味をアレンジして楽しんでいます。
また、ハノイ式のフォーは甘みのないだしが効いたスープが特徴で、具は牛肉とねぎ程度とシンプル。
最初にゆでたモヤシとたくさんのハーブが運ばれてきました。
ハーブはオリエンタルバジル、ノコギリコリアンダーの2種類とシンプル。
小皿はタレ用です。
卓上の調味料置き場には、チリソース（2種類）、甘味噌がありました。
右側のオレンジ色のチリソースがすごく辛かったです！
ベトナム人のように、具の牛肉を甘味噌やチリソースにつけて味わってみるのもいいですねかいた。
Pho To Dac Biet 75,000ドン（約375円）
スペシャルフォー（To Dac Biet）は薄切りの牛肉だけでなく、牛スジや肉団子などさまざまな部位の牛肉が楽しめるので、どれにしようか迷った方はぜひ注文してみてください。
化学調味料を使っていないというスープは少し甘みがあり、まろやかな味。
スープには、あらかじめ苦手なパクチーが少し入っていましたが、それほど気になりませんでした（パクチーにやっと慣れてきたのかもしれません）。
最初はそのままのスープの味を楽しんで、次にオリエンタルバジルやノコギリコリアンダー、ライム、チリソースや甘味噌などの卓上調味料で自分好みの味にアレンジしてみてくださいね。
生唐辛子を浮かべると、辛味が一気にアップ！
ライムをキュッと絞って、ハーブを入れて、さっぱり＆辛くして食べるのが好きです。
ホーチミンに到着してすぐに中心部に向かうのもいいですが、空港周辺を散策してみるのも面白いかもしれません。
空港周辺にも地元の人に人気の名店が点在しているようなので、開拓してみたいと思いました☆
こちらもあわせてご覧ください。
空港の近くでブンチャー（ベトナム版つけ麺）を食べるなら！「BUN CHA HA NOI Xuan Tu」
PHO PHU VUONG（フォー・フー・ブォン）
■タンビン区店
住 所：339 Le Van Sy , Tan Binh District , HCMC
T E L ：028-3991-8295
営業時間：17:30～14:00、17:30～翌1:30
■1区店
住 所：120 Nguyen Thai Binh , District1 , HCMC
T E L ：093-195-9696
営業時間：6:00～14:00、16:00～0:00
