空港近くでブンチャーを食べるならココ!
ホーチミンの玄関口・タンソンニャット空港に到着したら、まず中心部(1区)やホテルに向かう方が多いかと思います。
「長時間のフライトでお腹が空いた・・・」「早速おいしいベトナム料理を食べたい!」という方は、空港周辺で食事をとってみてもいいかもしれません。
今回ご紹介するのは、空港から近い(タクシーで5分ぐらいの距離)ホアンヴァントゥ通りにあるブンチャー専門店「BUN CHA HA NOI Xuan Tu(ブンチャー・ハノイ・スァントゥ)」。
地元の人に支持されている麺食堂です。
ベトナム北部・ハノイの名物麺。炭火で焼いた豚バラ肉とつくねが入った甘酸っぱいタレに、米麺・香草・生野菜などを入れて食べる、“ベトナム版つけ麺”ともいえる料理。
一度ブンチャーを食べたら「フォーよりも好き!」という人もいるほど、ブンチャーは日本人の口に合う料理だと思います。
店先から漂う炭焼きのいい香り
お店があるのは大通りの脇の細い通り。
店先にはお持ち帰りで買いに来た人のバイクが停められていました。
店先に調理スペース&駐車場があります。
持ち帰る人のほうが多いのでしょうか、わたしが訪れたときは店内で食べているお客さんが4組。
帰るころには、お持ち帰りで買いに来た人が10人ほど待っていました。
調理スペースでは、すでにお椀にお肉が入れられた状態で準備されていました。
お兄さんが炭火で焼いている、下味付きのお肉のいい香りがあたり一面に漂っていました。食欲をそそります!
奥は駐輪場&客席となっています。
薄暗い店内で食べるおいしいブンチャー
店内は青白い照明。
料理写真をおいしそうに撮るには向いていないかもしれませんが、空調がないので気持ち涼しく感じるような気がしました・・・。
あと、ハノイ発祥の老舗アイスクリーム「KEM TRANG TIEN(ケム・チャンティエン)」のアイスがありましたよ。
席に着き、ブンチャーを注文すると、まず付け合せのハーブが運ばれてきます。
ブンチャーに限らず、ベトナムの麺食堂に入ると麺と一緒にハーブがたくさん付いてきますが、「Xuan Tu」は特に量が多いです!
※比較のためにお椀を横に置いてみました
これを好きなだけちぎり入れて食べられるのがうれしいところ。
ハーブは、オリエンタルバジル、シソ、パクチーが入っていました。
他にサニーレタス、細く裂いた空芯菜も。
Cha gio(Nem ran) 15,000ドン(約75円)/本
ぜひあわせて注文したいのがチャーヨー(揚げ春巻き)。
“チャーヨー”はベトナム南部に位置するホーチミンでの言い方ですが、北部では“ネム(ザン)”と呼ばれています。
中にはひき肉がぎっしり詰まっていて、ネギ、木耳も入っています。
皮が薄めでパリパリで、ブンチャーのつけ汁に付けて食べると絶品!
Bun Cha 48,000ドン(約240円)/一式
その後、メインのブンチャーは運ばれてきました!!
炭火焼肉&つくね、青パパイヤ&人参をスライスしたものが入ったヌックマムベースのつけ汁はホーチミンの人の味覚にあわせて甘め。
つくねと青パパイヤが厚めで、食べ応えがありました。
卓上にはみじん切りの唐辛子(少し入れただけでも辛くなるので要注意!)とにんにくがありますので、お好みでどうぞ!
ブン(米麺)やハーブを具入りのつけダレにつけて食べるのですが、空のお椀に少しずつ具をとってつけ汁をかけてもよし、ハノイ人のようにつけ汁が入ったお椀にダイレクトでブンやハーブを入れて食べてもよし。
ぜひ、お好きな食べ方でブンチャーを味わってみてくださいね。
こちらもあわせてご覧ください。
空港近く・タンビン区でベトナム人に人気の牛肉フォー専門店「PHO PHU VUONG」
BUN CHA HA NOI Xuan Tu(ブンチャー・ハノイ・スァントゥ)
住 所:291 Hoang Van Thu , Tan Binh District , HCMC
T E L :028-3844-9337
営業時間:10:00~22:00