サイゴン大教会の斜め向かい、という好立地にある鶏料理の専門店「Mai Xuan Canh(マイスアンカン)」を紹介します。
場所柄、外資系ファーストフードチェーン店やおしゃれなレストラン・カフェが多いところですが、こちらのお店はローカル度が高いです。
午前中は麺料理を、夕方からは焼き鳥(鶏の足や手羽など)を楽しめます。

マイスアンカンの外観。
外でプラスチックの低い椅子で食べるのがベトナムらしいですね。
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店頭では数人のスタッフが分担作業をしていました。

わたしは朝食にと朝7時ごろ訪れました。
麺はみなさんご存じのフォー、ミエン(春雨)、ブン(米麺)、フーティウ(ベトナム南部名物の半乾燥させた米麺)、ミー(中華麺)から選べます。
大きく書かれた「GA」は鶏肉という意味です。
あと、こちらの看板には書かれていないのですが、バンカン(タピオカ粉入りのもちもちした麺)もあるようです。

さて、大きな寸胴鍋を見ると、鶏の旨味がギュッと詰まっていそうなスープがたっぷりと!!表面には鶏の腸が浮かんでいますね。

隣にあった寸胴鍋では、これからスープを仕込むようでした。
鶏がらの量がすごいですね!一日にどれぐらいの鶏を使うのでしょうか。
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外で食べたかったのですが、中のテーブルに通されました。
注文したのはフォーガー。上には裂いた鶏肉(Xe)がのっていました。
卓上のメニューには鶏肉の部位がいろいろ書かれていたので、指定すればその部位ののった麺が、指定しなければわたしのように基本の裂いた鶏肉のものが出てくるのでしょう。
<メニュー例>
- Xe(セー)=裂いた鶏肉 50,000ドン(約250円)
- Dui(ドゥイ)=鶏もも肉 80,000ドン(約400円)
- Long xe(ロン・セー)=腸 + 裂いた鶏肉 120,000ドン(約600円)
- Long canh xe(ロン・カン・セー)=腸 + 手羽 + 裂いた鶏肉 170,000ドン(約850円)

こちらのお店で特徴的なのがライムの葉を刻んだものと塩胡椒が入った小皿が別で出てくること!

スープにお好みの量を入れて食べるということなのかもしれませんが、わたしは具の鶏肉をこのライム塩胡椒につけて食べました。これが、おいしいことおいしいこと!
ライム塩胡椒が気にいった方は、ぜひ“Muoi Tieu Chanh(ムォイ・ティェウ・チャン)”という粉末の調味料をお土産に買ってみてください。お肉だけでなく魚介類にも合いますよ~。
参考記事:お土産に☆人気No.1調味料“ライム塩胡椒”の使い方8選

スープはとてもあっさりしていて、やさしい味。
途中でライムの葉と塩胡椒をスープに入れて食べてみました。
ライムの葉が加わると、とても爽やかな風味になります。
朝食にぴったりで、するする~~とお腹の中に入っていきました。
夜は焼き鳥を食べながらビール(ハイネケン、タイガー、サイゴンがありました)を、〆にあっさりした鶏スープのフォーや春雨をいただくのもいいですね!
おまけ

こちらのお店でも“くまちゃん皿”が使われていました!→くまちゃん皿とは?
その他、鶏肉のフォーがおいしいお店
ベンタイン市場から徒歩3分!フォーガーがおいしい麺食堂「CAT TUONG」
鶏の旨味が凝縮!ホーチミン3区のフォーガーがおいしい店「HUONG BINH」
Mai Xuan Canh(マイスアンカン)
住 所:57 Nguyen Du , District1 , HCMC
T E L :090-766-7790 , 090-919-6989
営業時間:6:00~11:00、17:00~23:00 ※午後も営業?