路地裏の素朴なベトナム料理屋さん
麺天国のベトナム。
フォー以外にもたくさんの麺料理があります。
米麺の“ブン(Bun、細いものと太めのものがあります)”、中華麺の“ミー(Mi)”、タピオカ粉(+米粉)から作られた“バンカン(Banh canh)、春雨の“ミエン(Mien)”など。
参考記事:ベトナムの国民食、ブン(bún)を使った麺料理10選
本日は、ベトナム北部の港町・ハイフォン名物の蟹汁麺、バインダークア(Banh da cua)をご紹介。茶色の幅広麺に蟹だし汁が特徴の、ホーチミンではあまり見かけない麺料理です。
そのお店は、1区北部・18A Nguyen Thi Minh Khai(グエンティミンカイ通り18A番地)の細い路地を入ってすぐ左側のところにある、
「LANG CUA DONG(ラン・クアドン)」。
この路地には、他にもおいしそうな食堂が数軒並んでいます。
☆ベトナム語メモ
lang(ラン)=村
cua(クア)=蟹
dong(ドン)=野原
バインダークアは1杯33,000ドン(約165円)。海鮮入りは40,000ドン(約200円)です。
【読者さまから寄せられた情報】バインダークアは普通サイズが35,000ドン、海鮮入りは43,000ドンに値上がりしているそうです。
ほかに、鍋料理やごはんもの、ベジタリアンメニューなど料理の数が豊富なので、夜に訪れて、みんなでいろいろシェアして食べるのも楽しそうです(ビールもありますよ!)。
これがバインダークア!
じゃじゃん!
具だくさんでカラフルなビジュアルが食欲をそそります。
泥ガニの身(真ん中のひき肉みたいに見えるもの)、肉だんご、厚揚げ、ミンチを香草で巻いたもの、さつま揚げのようなもの、湯通しした空芯菜とセリがのっていました。
カニの甲羅の裏には肉だんごが詰めてありました。
麺(バインダー・ドー)は茶色く平たい形をしていて、見た目はきしめんのよう。
この茶色はサトウキビでつけているらしいのですが、麺自体は甘くありません。
ベトナムの麺にしてはコシがあり、食べごたえがありました。
スープは薄味だったので、ライムをたくさん絞って酸味をきかせて食べました。
定番のフォーや南部名物のフーティウもいいですが、
たまにはホーチミンで北部の麺を食べるのもいいですね。
こちらもあわせてご覧ください。
【ベトナム・インスタント麺図鑑】~第3回 BANH DA CUA(2種)~
ホーチミン7区で“バインダークア”が食べられるお店「QUAN CUA DONG」
日本語メニューあり!ハイフォン名物の蟹汁麺のお店「BANH DA CUA Di Ly」
LANG CUA DONG(ラン・クアドン)
https://www.facebook.com/langcuadong2006/
住 所:18A Nguyen Thi Minh Khai , District1 , HCMC
T E L :028-3824-6825 , 2242-3299
営業時間:7:30~14:00、17:00~21:00
[…] @CUA DONG […]