【閉店】ビンタン区・ティゲー市場の近くにあるホイアン食堂「Hoi An Quan」

2016.1.6追記
ビンタン区在住の読者さまより、こちらのお店はすでに閉店してしまったとご報告をいただきました。貴重な情報をお寄せいただき、ありがとうございます!

ビンタン区にあるホイアン料理店

1区の北東、サイゴン動植物園から川を渡った対岸に位置するビンタン(Binh Thanh)区。

1区からビンタン区に入ってすぐのファンヴァンハン(Phan Van Han)通りにティゲー市場(Cho Thi Nghe)というローカル色の濃い市場があります。本日ご紹介するのは、ティゲー市場と同じ通りにあるホイアン料理屋さん「Hoi An Quan(ホイアン・クアン)」。

こじんまりとした食堂です。

店先にはホイアンの特産品・ランタンが吊るされています。

 

ホーチミンではあまり見かけないホイアン料理

実は、日本とも縁が深い古都ホイアン。16世紀末には朱印船貿易により多くの日本人商人が来航し、最盛期には1,000人以上もの日本人がホイアンに住んでいたといわれています。

そんなホイアンの名物料理といえば“カオラウ(Cao Lau)”。日本の伊勢うどんをルーツに持つといわれている麺で、ホーチミンではなかなか見かけることのない珍しい料理です。

メニューはカオラウの他に、ミークアン(中部ダナン名物の汁なし麺)、コムガーホイアン(黄色いごはんのチキンライス)、ブンスア(クラゲ入りの汁麺)、ブンヨーホイアン(ホイアン風豚足入りの米麺)、ブンチャーカー(さつま揚げ入りの汁麺)があります。


店主のThao(タオ)さん。ホイアンのご出身です。
アメリカ人のご主人と2014年4月にこちらのお店を始めたそうです。
壁にある写真は、幻想的に浮かび上がるカラフルなランタンの様子。

こちらはホイアンのレストランの軒先に飾られていたランタン。きれいですね~。

日本人の口にもよく合うカオラウ

CAO LAU 35,000ドン(約190円)
上にはチャーシューと揚げせんべい、ピーナッツやネギがたっぷりのっています!


小麦粉で作られた太めの麺はまさに日本のうどん!麺の下に野菜と香草が隠れています。
丼の底にたまっているタレと麺が絡むようにしっかり混ぜて、まずはそのまま味見を。

モヤシやレタスのシャキシャキ感、ピーナッツのカリッとした食感がアクセントになっていておいしいです。タレは少し甘みのあるだし醤油といったところでしょうか。

辛党の方は途中でライムを絞り、唐辛子を少しずつ入れてみてください。

 

こちらも合わせてご覧ください。
【ホイアン】地元で人気のカオラウ専門店「THANH CAO LAU」

 

Hoi An Quan(ホイアン・クアン)
住  所:11A Phan Van Han , Binh Thanh District , HCMC
T E L  :0909-005-721
営業時間:6:00~22:00

gucci

中国(上海・北京)7年、ベトナム(ホーチミン)3年弱の約10年間のアジア生活を経て、2016年より愛知県在住。近年日本で生活するベトナム人が増えている中で、少しでも多くの方にベトナムに興味を持っていただけたらな・・・。そんな思いで、(素人ですが)ベトナム料理のレシピ、日本で買えるベトナム食材、愛知県のベトナム料理店などの紹介をしています。