チョロン(中華街)にあるフーティウのお店「THUAN LOI」

グエンチャイ通りにある中華系の麺食堂

中華系の方が多く住んでいるチョロン地区。

1区から車やバイクで西へ20分ほど行くと、漢字表記のお店が増えてきます。本日はチョロンでふらりと入ったフーティウ(米麺)のお店を紹介します。

お店の名前は「THUAN LOI(トゥアン・ロイ)」。

フーティウ(Hu Tieu、Hu Tiu)はベトナム南部名物の米麺。

フーティウといっても2種類あり、半乾燥させて作るコシのある細麺と、きしめんのような平たい生麺があります。

街中で見かける「Hu Tieu Nam Vang(プノンペン風フーティウ)」は半乾燥させた麺、今回ご紹介する中華系のフーティウはきしめんタイプの麺を使っています。

 

メニューを見てみよう!

さて、メニューを見てみましょう~

まず左側に“HU TIEU”と“HU TIEU MI”とありますね。

“HU TIEU MI”の“MI”は中華麺で、フーティウとミーが一度に楽しめる麺となっています。

あいがけカレーのようなお得感があります。

そして右側のベトナム語は具で、“THAP CAM”は全部のせや五目といった意味“XUONG GIO”は豚足“SUON KHO”はスペアリブ“HOANH THANH”はワンタンという意味です。

まず麺をフーティウかフーティウミーから選び、あとは好きな具を注文します。

私はスペアリブの“SUON KHO”を注文しました。

麺はフーティウとミーのW麺で!

 

スペアリブ入りのフーティウミー

HU TIEU MI SUON KHO  30,000ドン(約150円)

上には柔らかく煮込まれたスペアリブがのっていて、レタスもたっぷり入っています。

食べてみると、スペアリブは五香粉を使った(?)中華風の味。

スープはBO KHO(ボーコー、ベトナム風ビーフシチュー)のような味で、濃いめだけれどサラサラとしていました。

オリエンタルバジルが入っていて、スッキリした香りがアクセントに!

米麺と中華麺を両方楽しめるところ、中華風の味だけれど、ハーブが入っていることなど、中国とベトナムのおいしいとこどりだと思いました。

中華麺は日本で食べる生の中華麺のようなプリプリした食感で、とってもおいしかったです!

隠し味はカリカリに揚げた豚脂!

これが入っていると、おいしさが何倍にもアップする気がします。

卓上にはヌックトゥーン(ベトナムの大豆醤油)、サテ(ベトナム風ラー油)、ライム、チリなどが置かれていました。

最初はそのままの味を楽しんで、途中で好みの味に整えて、アレンジできるのがベトナム麺の醍醐味☆

ちなみに私はサテとライムを入れて、酸っぱ辛くして食べるのが好きです。

おいしかったです!ごちそうさまでした~

 

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THUAN LOI(トゥアン・ロイ)
住  所:907 Nguyen Trai , District5 , HCMC
営業時間:7:00~22:00

gucci

中国(上海・北京)7年、ベトナム(ホーチミン)3年弱の約10年間のアジア生活を経て、2016年より愛知県在住。近年日本で生活するベトナム人が増えている中で、少しでも多くの方にベトナムに興味を持っていただけたらな・・・。そんな思いで、(素人ですが)ベトナム料理のレシピ、日本で買えるベトナム食材、愛知県のベトナム料理店などの紹介をしています。