メイドインベトナムのこだわりのピーナッツバター
ホーチミン市2区にあるコンセプトストア&カフェ「ZUZU(ズズ)」。
お店について以前紹介しましたが、こちらではオーナーさんがセレクトしたメイドインベトナム、かつ、作り手の熱い想いが伝わってくる上質な製品を取り扱っています。
今回は、そのうちのひとつ「DAT BUTTER(ダット・バター)」についてご紹介。
©DAT BUTTER (左から)ロンさん、ダットさん、ルァンさん
「DAT BUTTER」はDAT NGUYENさん、LONG BUIさん、LUAN JENKINSさんの3人のベトナム人青年が“雇用・労働環境の改善”を目的として立ち上げたピーナッツバターのブランド。
ホーチミン市郊外・クチ県に住む農家の方々の手により、おいしいだけでなく、栄養価が高く、安心・安全なオーガニックのピーナッツバターを生産しています。
3種類のピーナッツバターと1種類のカシューバター
「DAT BUTTER」の製品は【CRUNCHY】【SMOOTH】【TURMERIC】【CASHEW BUTTER SMOOTH】の4種類。ハチミツあり・なしのものがあり、それも含めると7種類になります。
サイズは30g、150g、240g、500gがあります。
(写真左から)
- CRUNCHY・・・粒入りのピーナッツバター。ハチミツあり・なしの2種類あり
- SMOOTH・・・ペースト状のピーナッツバター。ハチミツあり・なしの2種類あり
- TURMERIC・・・ウコンと塩入りのピーナッツバター。ハチミツ入り
- CASHEW BUTTER SMOOTH・・・カシューナッツで作られたバター。ハチミツあり・なしの2種類あり
ハチミツ入りのものは、ハチミツが10%入っています。
すべての種類を「ZUZU」で試食することができますよ。
ピーナッツバターがメインですが、個人的にはカシューバターが気に入りました。
ほのかな酸味があり、自然な甘さでそのまま食べてもすごくおいしい!
ベトナムのカシューナッツ輸出量は世界一位!世界約50カ国に輸出されています。
お土産として人気のカシューナッツは市場やスーパーで買うことができますが、カシューバターは珍しいですし、パッケージもかわいいので、お土産に喜ばれそうです。
ホーチミン市北部のクチ県にある「DAT BUTTER」の農場
「DAT BUTTER」のピーナッツやカシューナッツは、ホーチミン市郊外のクチ県の農場で育てられています。
農場に立つダットさんとロンさん。
ピーナッツ(落花生)の花が黄色で、こんなにかわいい花を咲かせるとは知りませんでした。
花は早朝に咲くそうです。
ピーナッツはマメ科の植物ですが、他の豆と違って土の中にできます。
収穫のようす。
農場で心を込めて育てられたピーナッツやカシューナッツが、おいしい「DAT BUTTER」に加工されます。
殻を割ったところ。
ピーナッツそのものを食べてみたいところですが、「DAT BUTTER」は“BUTTER”と言いながらもバターを使っていないので、ピーナッツそのものの味を楽しめますよ。
スプーンですくってみると、ほぼ固形なことにビックリ!
食べてみると、混じりけのない濃い味でとてもおいしいです。
次回は、DATさんや「ZUZU」のオーナー・朋子さんおすすめのピーナッツバターの使い方や、実際に「DAT BUTTER」を使って作った料理を紹介したいと思います!
~クッキング編につづく~