美術博物館①~展示物、建物編~

ベンタイン市場正門のロータリーを超え、南へ少し歩いたところにある美術博物館

イエローが目を引く美しいコロニアル様式の建物は、フランス統治時代は中国人商人の富豪の邸宅だったそうです。

入館料は1万ドン(約50円)。
入口を入って右側のところにチケット売り場があります。

敷地内にも彫像が飾られています。

敷地内の地図。

向かって左側の建物が別館、右側が本館です。

 

 

本館に展示されているのは近代(ベトナム戦争が終結した1975年前後)の作品が中心で、戦争や庶民の生活をテーマにしたものが多かったです。別館では企画展が開催中でした。

 

本館フロアマップ
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3F  オケオ文化など古代の青銅器、陶磁器、工芸品
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2F  現代アート(近隣諸国のアーティスト含む)、彫像
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1F  特別展、土産屋
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アオザイや菅笠をまとった人物が描かれた作品は、ベトナムらしさが感じられて良かったです。

特に有名な作品があるわけではないのですが、美術博物館の見どころはその建物自体にあります。

建物のつくり、屋根の装飾、ステンドガラス・・・どれをとっても素晴らしいですが、特に素敵だと思ったのが床タイルです。
次回は、廊下・部屋ごとにデザインの違う床タイルを見てみましょう。

 

床タイル編へつづく~

 

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ABOUTこの記事をかいた人

中国(上海・北京)7年、ベトナム(ホーチミン)3年弱の約10年間のアジア生活を経て、2016年より愛知県在住。近年日本で生活するベトナム人が増えている中で、少しでも多くの方にベトナムに興味を持っていただけたらな・・・。そんな思いで、(素人ですが)ベトナム料理のレシピ、日本で買えるベトナム食材、愛知県のベトナム料理店などの紹介をしています。