ベンタイン市場正門のロータリーを超え、南へ少し歩いたところにある美術博物館。
イエローが目を引く美しいコロニアル様式の建物は、フランス統治時代は中国人商人の富豪の邸宅だったそうです。
入館料は1万ドン(約50円)。
入口を入って右側のところにチケット売り場があります。
敷地内にも彫像が飾られています。
敷地内の地図。
向かって左側の建物が別館、右側が本館です。
本館に展示されているのは近代(ベトナム戦争が終結した1975年前後)の作品が中心で、戦争や庶民の生活をテーマにしたものが多かったです。別館では企画展が開催中でした。
本館フロアマップ
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3F オケオ文化など古代の青銅器、陶磁器、工芸品
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2F 現代アート(近隣諸国のアーティスト含む)、彫像
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1F 特別展、土産屋
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アオザイや菅笠をまとった人物が描かれた作品は、ベトナムらしさが感じられて良かったです。
特に有名な作品があるわけではないのですが、美術博物館の見どころはその建物自体にあります。
建物のつくり、屋根の装飾、ステンドガラス・・・どれをとっても素晴らしいですが、特に素敵だと思ったのが床タイルです。
次回は、廊下・部屋ごとにデザインの違う床タイルを見てみましょう。
~床タイル編へつづく~