ホーチミン市の中華街、チョロン(cho=市場、lon=大きいの意)には中国式の大小さまざまな寺院があります。中でも「天后宮(ティエンハウ寺)」は一番の見所だと思います。
チョロン(中華街)にある道教寺院「天后宮(ティエンハウ寺)」
また、カトリック教会の「チャータム教会」も中国風のつくりとなっています。
本日は、1872年に潮州人により商売繁盛を願うために建てられた仏教寺院・ギアアンホイクアン寺を紹介します。こちらは1993年に政府より文化遺産に指定されました。
壁にはギアアンホイクアン寺の漢字表記「義安會舘」が。
境内に入ると、右手に池がありました。
地面はすべて石畳で近代的です。
鯉がたくさん!
中に入ると線香の香りがして、背筋がピンと伸びる感じがします。
写真では見えませんが、上から渦巻き線香がいくつも吊るされています。
本殿の奥には赤い顔をした商売繁盛の神・関帝が祀られていました。
ここから1人3本線香をいただいてお参りします。
お賽銭箱。
中国風の豪華絢爛な装飾が印象的なお寺でした。
ホーチミンで、中国らしい寺院を訪れてみても面白いかもしれません。
「天后宮」からほど近い場所にありますので、お寺が好きな方はセットで訪れるといいかと思います。
こちらもあわせてチェックしてみてください。
チョロン(中華街)にあるお寺「王爺寺(オンボン寺)」
義安會舘(ギアアンホイクアン寺)
住 所:676-678 Nguyen Trai , District5 , HCMC
開門時間:6:00~18:00
入 場 料 :無料