店名が「GOC HA NOI CAFE」から「Little HaNoi Egg Coffee」になり移転、さらに市内に2店舗と増えていました。下記の記事は移転前の情報ですのでご注意ください。
Little HaNoi Egg Coffee
■Yersin店
住 所:119/5 Yersin , District1 , HCMC
T E L :090-452-2339
営業時間:7:00~21:00
■Le Lai店
住 所:212 Le Lai , District1 , HCMC
T E L :090-452-2339
営業時間:7:00~21:00
ハノイ出身のオーナーが切り盛りするレトロなカフェ
本日は、世界中から旅行者が集まるバックパッカー街にある隠れ家のようなカフェ「GOC HA NOI CAFE(ゴック・ハノイ・カフェ)」を紹介します。
こちらのカフェの名物ドリンクは1946年頃にできたといわれるハノイ発祥の“エッグコーヒー(卵黄とコンデンスミルクを泡立てたものをのせたコーヒー)”!
お店はブイビエン通り(バックパッカー街を形成する主な通りのひとつ)の路地裏にあります。
ブイビエン通り165番地の入口に「EGG coffee」と書かれた看板が出ていますよ。
看板には旅行サイト・トリップアドバイザーのロゴマークが。
2021年12月31日現在、「Little HaNoi Egg Coffee」はトリップアドバイザーのホーチミン市のカフェ・喫茶店557軒中、2位と高評価を得ています。→トリップアドバイザーのページはこちら
さて、細い路地をつきあたりまで10m進むと、右手に入口があります。
お店に入ると目の前にドリンクを作るカウンターがあります。
客席は2階・3階にありますので、店内右手の階段を上がりましょう。
2階席
2階席。アンティーク調の家具や、昔のハノイの風景写真などが飾られています。
ベトナム国旗カラーで彩られたノンラー(ベトナムの伝統的な円錐形の帽子)と、プロパガンダポスターがインテリアのアクセントに。
オーナーのニュンさん
笑顔が素敵なオーナーのニュン(Nhung)さん。ハノイのご出身です。
手に持っているノンラーはご自身でペイントされたのだそうです。
ニュンさんのおばあさまが、昔ハノイのホアンキエム湖のほとりで喫茶店を営んでいたときに出していたのがエッグコーヒー。
「当時は新鮮な牛乳を手に入れるのが難しかったそうで。そこで卵とコンデンスミルクを泡立ててクリーム状にし、コーヒーに浮かべたんです。エッグコーヒーが有名になったのは1975年頃からでしょうか」とニュンさん。
そこで、ハノイの味を提供したいと、ホーチミンのブイビエン通りに2016年12月、カフェをオープンさせました。
新鮮な牛乳が手軽に買えるようになった今でも、おばあさまから受け継いだレシピでエッグコーヒーを提供しています。
“独立と自由より貴重なものはない”
3階席
2階席でお話を伺いましたが、3階席も見せてもらうことに。
3階には器や本が飾られていました。
器は味のあるベトナム南部のソンベー焼。
こうやって並べると、よりかわいく見えますね。
「GOC HA NOI CAFE」の名物ドリンク2種
Egg Coffee 40,000ドン(約200円)
ホット・アイスの両方できますが、おすすめはホットとのこと。
ホットのエッグコーヒーをいただいてみると、上にとろりとした甘いクリームがのっていて絶品!
まるで飲むティラミスのようです。
最初は上のクリームを味見し、次に下部分のコーヒーと混ぜてカプチーノのようにしていただきましたが、とてもおいしかったです。
Nuoc Mo(ヌック・モー) 40,000ドン(約200円)
こちらはもうひとつのおすすめドリンク。別の日に訪れて飲んでみました。
梅ジュースのようでサッパリしていておいしかったです。実が入っているのもイイ!
Nuoc Moは季節によってはないときもあるそうです。
他にも、ベトナムコーヒー(砂糖または練乳入り)、ハス茶、パッションフルーツジンジャーティー、ハニーライムレモングラスティーなどいろいろなドリンクがありました。
レトロで落ち着いた雰囲気のなか、甘くておいしいエッグコーヒーを飲んでリラックスしてみてはいかがでしょうか?
こちらもあわせてご覧ください。
【ハノイ】濃厚でクリーミー!エッグコーヒー発祥のカフェ「Giang Cafe」
GOC HA NOI CAFE(ゴック・ハノイ・カフェ)
https://goc-ha-noi-coffee-tea.business.site/
住 所:165/3 Bui Vien , District1 , HCMC
T E L :090-452-2339
営業時間:月-金 7:00~19:00 土日 8:00~22:00