明るくきれいなフォー専門店
3区のグエンディンチュウ(Nguyen Dinh Chieu)通りにあるコープマートで買い物をする前に、コープマートの隣にあったフォーのお店で朝食をとることに。
「あれ?店名がハノイの有名店と一緒だ・・・系列店かな?」と思いながら入店。
参考記事
【ハノイ】こってり味のスープが絶品!牛肉フォー専門店「PHO THIN」
店内に入ってみましょう
入口
店内は広々としていて、とてもきれいです。
壁一面にハノイと思われる風景の絵が描かれていました。よく見ると立体的!
柱を電柱に見立てて塗装していて、凝った店内になっていました。
メニュー
メニューは、フォーを中心に、おこわ(Xoi)があります。
フォーは牛肉のフォーのみ。
(メニュー上から)
- xot vang(ソットヴァン、ワイン煮込みソース。他のお店では“sot vang”と書いているところが多いです)
- tai(タイ、半生牛肉)、chin(チン、よく火を通した牛肉)、gau(ガウ、肩バラ肉)、gan(ガン、牛スジ)、bap(バップ、スネ肉)
- thap cam(タップカム、ミックス)
- tai lan(タイラン、軽く炒めた薄切り牛肉)
- tai lan bap , gan , gau(タイランバップ・ガン・ガウ、軽く炒めた牛スネ肉・牛スジ・肩バラ肉)
- ap chao(アップチャオ、牛肉入りあんかけフォー)
- xao(サオ、薄切り牛肉入り炒めフォー)
- xao bap(サオバップ、牛スネ肉入り炒めフォー)
- thit them(ティッ(ト)テーム、牛肉追加)
- nuoc tiet(ヌックティエッ(ト)、スープ追加?)
- hot ga(ホッ(ト)ガー、生卵) ※スープの中に入って出てきます
- Xoi xeo(ソイセオ、緑豆と揚げネギのおこわ)→詳細はこちら
- Xoi ( thit , cha , trung ) おこわ(肉、ハム、玉子)
- Xoi xeo ( thit , cha , trung ) 緑豆と揚げネギのおこわ(肉、ハム、玉子)
- Quay(クアイ、揚げパン) ※スープに浸して食べます
- Khan lanh(カンラン、おしぼり)
一般的な牛肉のフォーを注文するなら、「Pho tai」または「Pho chin」になります。
好きな部位や調理法を指定したいときは「Pho」のあとに「gau(ガウ、肩バラ肉)」や「xao(サオ、炒める)」などの言葉をつけて注文してみてくださいね。
ホーチミンにある「Pho Thin」の味は?
お好みでフォーに入れて食べるハーブはオリエンタルバジルとノコギリコリアンダーの2種類。
ほかに生のもやし、チリ、ライムが添えられていました。
南部の方の好みに合わせたのでしょうか、種類は多くないものの、ハーブが添えられていました。
卓上に置いてある調味料も、酢漬けのにんにく、甘味噌、チリソースなど南部スタイル。
北部・・・旨味が凝縮された濃厚なスープが主役。具は肉と玉ねぎ、青ねぎ(パクチー)程度とシンプル。
南部・・・薄めで甘めのスープを卓上の調味料で自分好みの味に調えて食べる。ハーブがどっさり添えられる。
わたしは牛スジが好きなので「Pho gan(フォー・ガン)」を注文しました。
価格は1杯55,000ドン(約275円)でした。
スープにはあらかじめネギとパクチーが入っていました。
「Quay(揚げパン)」は注文しなくても運ばれてきます。
食べたら料金を支払うシステムです。
よく煮こまれた牛スジがおいしかったです。
スープは北部テイストで、甘くありませんでした。
あっさりしていて朝からするすると食べられました。
ベトナム人のようにチリやハーブを入れて、味の変化を楽しみました。
ハノイの「Pho Thin」とは味が違い、内装などからしても系列店ではないかな・・・と感じましたが、きれいな店内で落ち着いてフォーを食べたいときにいいと思いました。
ベトナム人には人気のようで、食べていると、何組か家族連れやカップルがフォーを食べに来ていました。
Pho Thin(フォー・ティン)
住 所:170 Nguyen Dinh Chieu , District3 , HCMC
T E L :028-3993-9559
営業時間:7:00~14:00、16:00~22:00