路地裏にあるハノイ名物タノシ入り麺の名店
この日やって来たのは、キードン(Ky Dong)通り。
目指したのは、ハノイ名物のタニシ入り汁麺・Bun Oc(ブンオック)のお店「Bun Oc Thanh Hai(ブンオック・タンハイ)」です。
美食店が多いキードン通り
こちらのお店を知ったきっかけは、本屋さんでふと手に取った「An vat Saigon」というグルメ本。
ホーチミンのローカル美食を紹介している分厚い本なのですが、写真メインの構成になっていて、まるで写真集を見ているかのような美しい本なんです。
ベトナムの著名人らしき人たちがおいしそうに食べている姿を写した写真の数々は、「食べてみたい!」と思わせるものばかり。
さらに、その後に搭乗したベトナム航空の機内誌「HERITAGE japan」でもこの店が取り上げられているのを見たので、「これは絶対行くっきゃない!」と思っていました。
・・・と前置きが長くなってしまいましたが、キードン通り14番地にあるKHU PHO VAN HOA(文化地区)と書かれたヘム(路地)を入っていき~
緑色の看板が見えたら右に曲がります。
さらにまっすぐ進むと、右手にお店が見えてきます。
やはり食べたいのは看板メニューのブンオック
到着ー!
半オープンエアの店内
壁にかかったメニュー。左上の写真の女性は創業者の方みたいです。
ベトナムで買った写真集のようなグルメ本「An vat Saigon」でも紹介されていましたよ。
迷ったら、看板メニューの“Bun Oc Rieu Cua”を注文するといいでしょう☆
※写真は2013年当時のもの。現在は値上がりしています。
タニシと蟹が楽しめるブンオックリュウクア
Bun oc rieu cua 40,000ドン(約200円)
2013年は1杯28,000ドンだったのですが、物価の上昇に伴い、現在は40,000ドンに。
ブンオックリュウクアは、タニシと泥蟹入りの汁麺です。
野菜といっしょにヌクチャム(ヌクマムベースの甘酸っぱいタレ。
ベトナム料理に欠かせない調味料)も運ばれてきました。
トマトの赤い色が食欲をそそりますね~
スープは思ったより薄味で、わずかにトマトの酸味を感じるぐらい。
上にのっているタニシ。身が大きく、スライスされています。
“タニシ”と聞くと田んぼにいるイメージが強くて、食べるのにちょっと躊躇してしまいますよね。
ベトナムでは普通に食べられていて、つぶ貝のような食感でおいしかったですよ。
卓上の調味料で自分好みの味に仕上げましょう♪
わたしはどんな麺でも、ライムの絞り汁+ラー油で食べるのが好きです。
タニシ入りのベトナム麺を食べてみたい方は足を運んでみてください。
Bun Oc Thanh Hai(ブンオック・タンハイ)
住 所:14/12 Ky Dong , District3 , HCMC
T E L :028-3843-5785
営業時間:10:00~22:00 7:00~21:30(2017.1.12追記)