サイゴン大教会に近いグエンユー(Nguyen Du)通りを歩いていて、ふら~っと入った大衆食堂「Hoan Kiem(ホアンキエム)」。ホアンキエムはハノイにある大きな湖の名前です。
看板には、“北部のごはん(COM BAC)”と書かれています。
☆ベトナム語メモ
Com=ごはん
Bac=北
Hoan Kiem=ホアンキエム湖
店頭にはおいしそうなおかずたちがズラーッと!こちらは魚、肉のおかず。
写真の右奥に見えるチャーカー(ベトナムのさつま揚げ)を指さすと、
食べやすく切ってくれました♪
手前の玉子を焼いたもの、まさに“日本の玉子焼き”ですよね~
食べたいものを3つ指さして着席♪
チャダー(冷たいお茶)も一緒に注文しました。
選んだのは、玉子焼き、豚肉の甘辛焼き、チャーカー。
ベトナムのさつま揚げは、日本のものよりプリッと弾力があります。
お店によっては胡椒が効いていたり、ディルの香りがしたり。
玉子焼きはふっくらジューシーで、薄味でした。
ベトナム人(北部の人限定?)もこんな玉子焼きを食べるんですねぇ。チャーカーと玉子焼きのおいしさを単品で噛みしめつつ、甘辛味の豚肉のおかずで白いごはんを食べました。
そして、この白いごはんがとってもおいしかったです!日本のお米のように粘りがあって、食べ慣れた懐かしい味がしました。炊きたてだった、というのもあるかもしれません。
おいしかったので・・・お代わりしちゃいました(苦笑)。
訪れたのは11時ごろ。お昼時のピークに備え、狭い店内で7~8人が忙しそうに準備を進めていました。
習ったベトナム語を使ってみたくて、お店を出るときおばちゃんに
「ンゴーンワー!(Ngon qua、すごくおいしかった!)」と伝えたら、
「ンゴーンクワー?」と北部(標準語)の発音で返されました。
そうだったそうだった、「qu」の発音は北部のハノイでは“ク”、南部のホーチミンでは“ウ”になるって、ベトナム語の先生から習ったんだった!と再認識したひとコマでした。
どのあたりが“北部ごはん”なのか、最後まで分かりませんでしたが(味付けがしょっぱいとか、北部ならではの料理があったのかも・・・)、おいしかったことは間違いありません。
Hoan Kiem(ホアンキエム)
住 所:89 Nguyen Du , District1 , HCMC
T E L :028-8293-995
営業時間:7:00~22:00