ベトナム南部に位置する商業都市・ホーチミン市で最も大きな市場であり、観光スポットとなっている「ベンタイン市場」。
はじめてホーチミン市を訪れた方は、一度は足を運ぶことになるでしょう。
旅行者向けの市場ですが、生鮮食品や日用品も売られていて、地元の方も利用しています。
価格は割高ですが、なんでも揃い、他の市場にはない珍しい野菜(旅行者の方は買わないと思いますが・・・)も売られています。
ベンタイン市場の特徴
- フランス様式の建物
- 熱気と活気がすごい
- 日本語、英語を話せる店員さんが多い
- 全体的に値段は高めで値引き交渉が必要
- 食堂街はいろいろなベトナムグルメを安価で楽しめる
- 現地の方とコミュニケーションを取りたい方におすすめ
- 夜は市場外でナイトマーケットが開催される
ベトナム語では、Chợ Bến Thành (チョー・ベンタン ※北部の発音ではチョー・ベンタイン)といいます。「チョー」は市場という意味です。
Wikipediaによると、
1907年に建設が決定し、1914年に完成。第二次世界大戦時に大きな被害をうけ、1950年に改修が行われ現在に至る。
とのことで、100年以上の歴史がある市場のようです。
市場内には1,000を超える個人商店がひしめいています!
市場は正門(南門)、東門、西門、北門のどこからでも入ることができます。写真は東門。
こちらは市場向かいのカフェから見た西門。
話が脱線しますが、ここから伸びるグエン・アン・ニン(Nguyen An Ninh)通りは長さ100mほどの短い通りなのですが、ムスリム街になっていて、通りを歩いている方もムスリムの方が多いです。
“ハラール・フォー”などムスリムの方向けの食事を提供するお店、ヒジャブなどの衣料品を売るお店、ハラール・コーヒーを売るバイク屋台などが出ています。
ホーチミン市にいるだけで異国を感じますが、ここに来るとさらに異国感を感じることでしょう。
こちらは北門。
北門の並びにはフルーツやお花を売るお店が並んでいます!
【動画】北門から入り、生鮮食品売り場へ
縦で見づらくてすみません。。。
市場内の様子。独特のにおいと蒸し暑さで、1時間回ると疲れてしまうかもしれません。。。
量り売りで買えるお茶。
ヘアアクセサリー。
お土産にぴったりなベトナムらしい雑貨。
値引き交渉が苦手な方は、どんなお土産があるのか全体像を知るためにぐるりと見て回る、という利用の仕方がいいかもしれません。
漆器、スカーフ、お箸、ココナッツの殻を使った器など。
民族衣装の布を使ったバッグ類。
わたしのおすすめは食堂街です。
呼び込みがすごいので圧倒されてしまうのですが、市場散策に疲れたときに、チェー(ベトナムの伝統的なデザート)などを食べて休憩すると、パワーが復活して、また見て回る気力が湧いてきます。
食堂街でおすすめの2店☆
ベンタイン市場の食堂街にあるチェーの人気屋台「Be Che」
フエの宮廷料理“バインベオ”が手軽に楽しめる屋台@ベンタイン市場
19時頃からは市場の両脇の通りでナイトマーケットが開催されます。詳細はこちら。
ナイトマーケットでは食事ができる場所もあり、このように豪快にお肉やお魚を焼いています!
東南アジアの夜風に吹かれながら、さっぱりした飲み口のベトナムビールを片手に屋台のベトナム料理を食べるのも、楽しい旅の思い出となるでしょう。
1人じゃ不安・・・という方は、半日ショッピングツアーに参加するという手もありますよ。
オプショナルツアー予約専門サイト「KKday」では、所要時間約4時間で、ホーチミン市の近代的な2つのモールや有名なベンタイン市場を英語ガイドと一緒に楽しめるコースがあります。
(以下、KKdayの説明より)
- 漆器店を訪れ、漆工芸の伝統的で複雑な芸術性を目の当たりにする
- 市内で最も高級で超近代的な 2 つのモール、サイゴン スクエアとビンコム センターを散策
- 有名なベンタイン市場で高く積み上げられた屋台の中から掘り出し物を探す
- ホーチミン市中心部の宿泊施設からの手間のかからない往復送迎を、途中で役立つ英語を話すガイドと一緒にお楽しみください
- 地元のカフェや屋台で伝統的なベトナムのコーヒーや軽食を楽しみ、街の活気あるストリート カルチャーに浸ってください
詳細はこちら
ホーチミン市での半日ショッピング ツアー
こちらもあわせてご覧ください
フォーのスープの素もあります!ベンタイン市場のスパイス屋さん「BA TAM」
ベンタイン市場周辺で両替するならココ!おすすめの2店
その他の市場の記事一覧はこちら
ベンタイン市場(Cho Ben Thanh)
営業時間:7:00〜19:00頃 ※店舗によって異なる