ベトナム家庭料理の川魚の土鍋煮・カーコート(Ca kho to)がおいしい大衆食堂「COM BINH DAN SO 7(コム・ビンザン・ソーバイ)」。
場所はバックパッカー街の近くです。
カーコートは川魚をヌックマムなどで甘辛く煮たおかずで、ベトナム人にとっておふくろの味なんだとか。
日本人にとってのサバの味噌煮のような料理でしょうか。
ちょっと遅めのお昼ごはんで行ったのですが、店内はほぼ満席。
ガイドブックに載っているだけあり、外国人客も何組か来ていました。
こちらは客席専門の店舗で、
その5軒隣にキッチン(と客席)があるという面白いつくり。
店舗拡大に伴い、空いているところをお店にしたら今の形になったのでしょうね。
住所はキッチンがNguyen Van Trang通りの3番地で、客席が13番地。
店名にはSO 7(No.7)とあるけれど、昔は7番地にあったのでしょうか?
ベトナムの食堂は店名が料理名+番地というつくりになっていることが多いですね。
(例:BUN BO HUE 31=マックディンチー通り31番地にあるブンボーフエ屋さん)
ちなみにCOM BINH DAN(コムビンザン)=大衆食堂という意味です。
☆ベトナム語メモ
COM=ごはん
BINH DAN=平民 ※南部ではビンヤンと発音
キッチンの脇ではカーコートがぐつぐつ煮えておりましたよ。
これはもう、注文しないわけにはいかないでしょう~
おかずは他にもいろいろ。このときは肉系が多かったように思います。
もう1品選んで、2階席へ~
卓上にはチャダー(冷たいお茶)のピッチャーが。
暑かったので、席に着くなりゴクゴク飲んじゃいました。
ごはんとスープは、おかずを選ぶと一緒についてきます。
全部そろったところで、いただきまーす。
魚の土鍋煮(Ca kho to)
使われている魚はナマズでした。
味しみしみ~の甘辛おかずは、白いごはんが進みまくり!
柔らかい身が口の中でほろほろっと崩れます♪
ぷるぷるのゼラチン部分はコラーゲンたっぷり!?
土鍋の底には豚の脂をカリカリに揚げたものが残っていて、これが隠し味となって、さらにおいしさをUPさせているな~と感じました。
いかのレモングラス炒め(Muc xao xa ot)
レモングラスの香りがさわやかな一品。いかが柔らかかったです。
お会計は全部で50,000ドン(約250円)。
財布にやさしくておいしい、大満足のランチとなりました。
バックパッカー街に近いので、このあたりに宿をとっている方はぜひ訪れてみてください。
COM BINH DAN SO 7(コム・ビンザン・ソーバイ)
住 所:3 Nguyen Van Trang , District1 , HCMC
T E L :0902-744-778 , 0906-070-071
営業時間:9:00~22:00