以前から気になっていた蒲郡市のベトナム料理店「Huynh Đệ Ơi(ヒュン デ オイ)」に、やっと行くことができました!
店名の「Huynh Đệ Ơi(ヒュン デ オイ)」の「huynh đệ」は、調べてみると、”兄弟”という意味でした。
「ơi」は呼びかけの言葉ですので、「やぁ、みんな(兄弟たち)」のような意味になるようです。
ネット上の情報では土日のみの営業ということで、若干不安があったのですが、友人のKeikoさん(https://www.instagram.com/keiko.nhat/)が念のため営業しているかどうか電話で確認してくれました!
そのときに、「今日は営業しているけど、ホルモン料理しかないよ。ホルモン大丈夫?」とお店の方に言われたそうで、ベトナムのディープな料理も全然OKなわたしたちはむしろワクワクしていました(笑)
「”ホルモンの料理”ってどんな料理だろうねー。チャオロン(豚モツ入りのお粥)かなぁ、ゆでた臓物の盛り合わせかなぁ」なーんて話しながらお店に向かい、到着!
お店は線路沿いにあり、JR「三河塩津駅」もしくは名鉄「蒲郡競艇場前駅」からほど近いところにありました。
店舗前に車1台分停められるスペースがありましたよ。
店舗右手には食材店が併設されています。
ホーチミン市11区ご出身のお姉さん曰く、こちらは”お店で使う食材をストックしている場所”ということですが、一般の方向けに販売もしているとのこと。
店内のようす。
イスが、学校で使われているイスで、懐かしい気持ちになりました~~
お店の中から外を見たところ。
営業は土日のみで、お昼は1~2品のみ、夜はメニューの中からいくつかの料理を提供しているそうです。
こちらはベトナム語のメニューで、
日本語のメニューもありました!
カタツムリや田ウナギや、
アヒル、スッポン、蝉、「クロコダイル」まであり、かな~りディープな雰囲気!!(謎に興奮)
この日は、事前に聞いていた”ホルモン料理”しかないとのことで、2人ともそちらを注文。
お店のお姉さんは「臭いけど本当に大丈夫?」「(わたしがパクチー抜きで、とお願いしたら)ホルモンが臭いからパクチーがないと、においがきついよ!」と心配していました。。。
何がでてくるんだろ?とわたしたちはワクワクしていましたが♪
結論からいうと、豚の臓物が数種類のったブン(米麺)でしたーーーーーー!
ちょうどブンを切らしているということでしたが、タイミングよく業者の方がブンを届けに来ていました!
しばし待って出てきた料理は、
じゃ~ん!!
わぁ、とってもおいしそうなビジュアル☆
麺の上には数種類のモツがたっぷり、万能ねぎと長ネギの2種類のネギがのっていました。
別添えで麺に入れる生野菜&ハーブ、モツにつけるヌックマムのタレがついてきました。
レタス、ライム、オリエンタルバジル、パクチーはすべて新鮮でみずみずしい感じでした!
まずはモツだけをタレにつけて食べると、
おいし~い!!
臭みを全然感じないし、プリップリです。
麺を箸で持ち上げたところ。
スープは塩ラーメンのようなあっさりした味で、コショウをかけるとさらにおいしくなりそうな味。
卓上のコショウ、サテトム(ベトナムのレモングラス風味のラー油)、酢漬けニンニク、チリソース。
まずはスープそのままの味を味わって、途中でコショウをたっぷりめに入れていただきました。
それからそれから、レタスやオリエンタルバジル、酢漬けニンニクも入れて、自分好みの味にしていただくと、とてもおいしくなりました!
お店のお姉さんと話しながら食べていたのですが、食べても食べてもなかなか量が減らない・・・ボリュームがあったのもよかったです。
モツは、豚の大腸、レバー、血を固めた寒天状のもの、あと名前は分からないけど、ホルモンがプラス2種類ぐらい入っていたと思います。
おいしくって、スープまで飲み干しました!
この日はたまたまホルモン料理でしたが、フォーのときもあるし、チャーハンのときもあるし、ブンチャー(ハノイ風焼肉つけ麺)と日本人にとって食べやすい料理のときもあるそうです。
出かける前は料理の内容を電話で確認したほうがいいと思いました(何が出るか分からないまま行く、という楽しみ方もありますが。笑)。
帰りに食材店をのぞいてみましたよ!
蒲郡でベトナム料理店はおそらくここだけだと思うので、周辺に住んでいるベトナムの方にとって、とても貴重なお店だと思いました。
わたしたちがいる間、蒲郡在住だという若いベトナム人女性がお子さんを連れてホルモン麺を食べに来ていましたよ。
Huynh Đệ Ơi(ヒュン デ オイ)
住 所:愛知県蒲郡市竹谷町日坂野11-13
T E L :090-5608-1818 , 080-7696-2828
営業時間:土日10:00~12:00、15:00~22:00 ※平日定休