ベトナム産の高品質チョコレート「MAROU」~カフェ編～

「MAROU（マルゥ）」とは？

ここ数年、日本でも広く知られるようになったベトナム産カカオ豆を使った高品質なチョコレート。その先駆けともいえるのが、今回ご紹介する「MAROU（マルゥ）」です。

「MAROU」は銀行員だった日系フランス人のサミュエルさんと、同じくフランス出身で、アメリカで広告代理店のクリエーターとして働いていたヴィンセントさんの2人によって生み出されたチョコレートブランド。

お父様が帯広のご出身であるサミュエルさんは、大学時代に日本語を勉強されたそうで、日本語が堪能でいらっしゃいます。

「MAROU」のチョコレートに使われるカカオ豆の産地はダクラック、ラムドン、ドンナイ、ベンチェ、バリア、ティエンジャンなど。ベトナム中部～南部に位置しています。

ジャングルを抜け、良質なカカオ豆を求めて何度も農園に足を運んだMAROUの2人。

添加物を使わず、1つの産地のカカオ豆とサトウキビからとれる砂糖のみで作る“シングル オリジンチョコレート”には、2人の情熱や愛情がたっぷりと注がれています。

カラフルなパッケージのこちらの商品は、おそらく「MAROU」から初めて出た商品。

はじめは板チョコと、ミニサイズのチョコがセットになったものだけだったと思いますが、今ではこの原点となるチョコのほか、さまざまなフレーバーのものが出ています。

カカオのパーセンテージや味が違うだけでなく、美しいパッケージで目を引く「MAROU」のチョコは在住者を中心に話題となり、新しいベトナム土産の定番となりました。

カルメット通りにあるカフェ「MAISON MAROU」

以前は輸入食材店やセレクトショップで販売されていた「MAROU」のチョコレートですが、2016年夏にはベンタイン市場から徒歩5分ほどのカルメット通りに直営カフェがOPENし、「MAROU」のチョコを使ったケーキやドリンクが楽しめるようになりました。

また、チョコのバリエーションがさらに増え、ここでしか買えない商品も登場。

さらに、2017年9月にはハノイにベトナム2号店ができました。

カフェ・販売スペースに分かれた店内

サイゴンのカフェは、入口を入ってすぐのところにチョコレートの販売スペース、その奥にカフェ、カフェの脇には製造スペースがあります。

チョコレートを作っているところはなかなか見られないので貴重ですね。

ここでは、カフェで使われるチョコが製造されています。

チョコは複数の産地のカカオを組み合わせたブレンドで、カフェ用の特別な配合。カカオ分は65％だそうです。※一般的なチョコはカカオ30～40％のものが多いようです

ガラス越しから思わずじーっと見てしまいます

レジの横にはおいしそうなケーキが美しくディスプレイされています。

壁にはドリンクメニューなどが書かれていますよ。

どのケーキにしようか迷いますね～。

ショーケースには定期的に変わるオススメのケーキが1つあり、そのケーキのみ白いお皿にのっています。このときは「ピースケーキ」という名前のケーキがオススメでした。

ケーキだけでなく、フルーツやミントなどが入った一口サイズのチョコもあります！ノンラー（ベトナムの伝統的な菅笠）の形をしたものが面白いな～と思いました。

こちらはレジ横にあったポップコーンやクッキーなど。

カフェスペースでドリンクとケーキを堪能しよう

さて、カフェスペースに移って「MAROU」のドリンクとケーキをいただきます♪

アイスのチョコレートドリンクは、冷たくてもチョコの味がしっかり感じられました。

ケーキはこちらのものを選びました。

チョコレートムースの中にはチョコレート味のスポンジケーキが。

大人気の「MAROU」のカフェ。人の出入りが多く、にぎやかな雰囲気なので、まったり過ごせるわけではありませんが、チョコ尽くしで幸せな時間を過ごせます！

～お土産用チョコレート編につづく～