南国フルーツが豊富なベトナム。
今日はSa Bo Che(サポジラ)というフルーツを紹介します。
ベトナム南部では「Sa Bo Che」や「Xa Bo Che」、
北部では「Hong Xiem」と呼び方が変わるサポジラ。
和名は「チューインガムノキ」で、木の樹液を煮詰めて
固めた天然成分「チクル」がガムの原料になるのだとか。
サポジラはこんな形をしています。直径は7~8cmぐらいで、たまご型です。
見た目はつるんとしたジャガイモのようですね。
スーパーマーケットで2個16,000ドン(約75円)で買いました。
切ってみると、柿そっくり!
果肉はとても柔らかいですが、食感は洋梨のようにザラザラしています。
味はシロップ漬けの柿、もしくは干し柿のよう。
酸味が全くなく、甘みがとても強いです(黒糖に似た甘さ)。
旅行や出張でベトナムを訪れた場合は、フルーツそのものを買うことは難易度が高いかもしれません(皮をむく必要があるため)。
屋台やお店によって置いていないところもありますが、そんなときはシントー(ベトナム風スムージー)で試してみてはいかがでしょうか。