ホーチミンの街を歩いていると、フルーツを売る行商の女性に出会うことがあります。
売っているもので、「このフルーツは何だろう?」とずっと気になっていたのがこちら。
グァバに似た緑色をしたフルーツです。
※黄色いものもあります。
カットしたものも売られていますが、見た目にも固そうで、あまり甘くはなさそうです。
おばちゃんに確認すると、フルーツの名前は“コック”とのこと。
1個だけ、5,000ドン(約25円)で売ってもらいました。
その後、家に帰ってから、ベトナム語の先生と一緒に試食しました。
先生曰く、実の中に種が1つあるので、マンゴーのようにカットすると良いとのこと。
結局、実が固くて上手にカットできず、種からむしりとる形に・・・。
~試食タイム~
一口食べた感想は・・・・・・酸っぱい!
でも二口、三口と食べ進むにつれて、酸味がだんだん気にならなくなってきました。
「コックは青いマンゴーのようにサラダ(和え物)にして食べます。塩をつけて食べると、酸味が和らいで食べやすくなりますよ」
と先生が教えてくれました。
塩はベトナムの定番調味料のエビ塩や唐辛子塩でも良いそうです。
また、コックはマムトム(紫色をした海老の発酵調味料)と一緒に食べるとおいしいんだとか(!)。
余談ですが、コックのベトナム語表記はCóc。
同じスペル・声調記号で“毒ガエル”という意味もあるそうですよ。
[…] 他にもバインクオンやバインセオの素、マムトム、フーコック産ヌックマム、五香粉、カレー粉、新鮮な青パパイヤ(1個まるごと)、コックやマンゴーの漬物など種類豊富! […]