ビンタン区のおいしいコムタム屋さん
今日は、ホーチミンのローカルグルメに詳しい読者のNさんより教えていただいた、おいしいコムタムのお店を紹介します。
クスクスのような細かいお米(砕き米)のごはんの上に、甘辛味の豚肉の炭火焼き“スーンヌーン(Sườn nướng)”や目玉焼きなどをのせたワンプレート料理(皿飯)のこと。付け合せにトマトやきゅうり、なますが付いてきます。ベトナム人は朝からコムタムを食べる人も多いです。
お店のあるグエンアンニン通り
お店の名前は「COM TAM TAI(コムタム・タイ)」。
ビンタン区のグエンアンニン(Nguyen An Ninh)通りにあります。
バーチウ市場の北側にある細い通りです。
このあたりは来たことがなかったので、地図を片手にドキドキしながらお店に向かいました。
お店の外観。大きめの食堂ですね。
外にはバイクの駐輪場と調理スペースがありました。
これこれ!
コムタムのお店に行くと、外で焼いているお肉に目がいくんですよね!
炭火で焼いたお肉のいい香りが漂っていて、食欲をかき立てられます。
黄色く彩られた店内には、低めのテーブルと椅子がずらりと並んでいました。
数えてみたら21席あり、100人弱ほど座れそうです。
メニュー
壁にメニューがありました。
左は食事、右はドリンクメニューです。
おしぼり(カンラン、右メニュの一番下にあるKHANH LANH)と冷たいお茶(チャダー、TRA DA)は有料です。といっても各10円ぐらいです。
ベトナム旅行ではウェットティッシュを持ち歩くと便利ですよ。
食事メニューの価格は25,000ドン(約125円)からと安いです。
(現在は値上がりしているかもしれません)
具のベトナム語の意味はつぎのとおりです。
好きなものを組み合わせて注文してみてくださいね。
コムタムの具
- Bi(ビー)
豚皮の細切りを米粉で炒ったもの - Trung(チュン)
半熟の目玉焼き - Cha (チャー)
ひき肉、きくらげ、春雨入りの蒸し卵 - Suon(スーン)
タレに漬け込んで炭火で焼いたスペアリブ - Lap Xuong(ラップスーン)
ベトナムサラミ
他に、GA CHIEN NUOC MAM(鶏肉のヌックマム揚げ)、BA ROI(豚バラ肉を揚げたもの?)、SUON CAY(辛いスペアリブ)もあるようです。
チェー(ベトナムの伝統的なデザート)やバインフラン(ベトナム風プリン)もあるようです。
チェーのメニュー
- SAM BO LUONG
(サム・ボー・ルーン)
棗や蓮の実、レンコンなどが入っている薬膳チェー - SUONG SA HOT LUU
(スーン・サー・ホッ・ルー)
ザクロの実に見立てたカラフルなゼリーとココナッツミルクなどが入っているチェー - BANH LOT NUOC DUA
(バイン・ロット・ヌック・ユア)
タピオカ粉製の緑色の細長い麺状のものにココナッツミルクをかけたタイ風チェー - THAP CAM
(タップカム)
五目。何が入っているかは注文してからのお楽しみ??
いただきます!
Suon Trung(スーン・チュン) 30,000ドン(約150円)
わたしはスペアリブと目玉焼きを注文しました。
ごはんの上に炭火で焼いた豚肉、目玉焼き、大根とにんじんのなます、きゅうりがのっていて、豚肉の上にはねぎ油がかかっていました。
ヌックマム(ベトナムの魚醤)のタレに、卓上にあった唐辛子のみじん切りを浮かべて。※唐辛子はお好みでかけます
豚肉には味がついていてそのままでもおいしいのですが、これを上からかけるとさらにおいしくなります!
砕き米のごはんは少しかための炊きあがり。
豚肉は炭火の風味が強く、太めにカットされたなますはシャキシャキした食感。
香ばしく焼かれた甘辛い豚肉・シャキシャキ食感のなます・ポロポロした軽い食感のごはんに、流れ出た半熟の黄身・少し辛いヌックマムのタレ・ねぎ油が絡み合い、とてもおいしかったです。
外国人が入ってきて珍しそうに見ていた店員のお兄さんが「ハイ」「アリガト」など日本語で話しかけてくれて、うれしかったです。
Nさん、おいしいお店を教えてくれてありがとうございました!
☆その他のコムタムの記事はこちら
COM TAM TAI(コムタム・タイ)
https://www.foody.vn/ho-chi-minh/com-tam-tai
住 所:1 Nguyen An Ninh , Binh Thanh District , HCMC
T E L :0968-636-168
営業時間:6:00~10:00、16:00〜21:00