ベトナムの大衆食堂の定番おかず
店先にズラリと並んだおかずの中から好きなものを指さして選ぶ、というシステムのベトナムの大衆食堂。
常時たくさんのおかずが並んでいますが、定番のおかずのひとつが「ダウフー・ニョイ・ティット・ソット・カーチュア(đậu hũ nhồi thịt sốt cà chua)」。
厚揚げにひき肉を詰めてトマトソースで煮込んだ、ボリュームのある一品です。
トマトソースを使っているものの、ヌックマム(魚醤)も入っているため、白いご飯にも合うアジアンなおかずとなっています。
自宅でベトナムの味を再現してみよう!
材料 2~3人分
- 厚揚げ 2枚
- 豚ひき肉 100g
- 玉ねぎ 1/8個
- 乾燥きくらげ 1~2枚分
- 乾燥春雨 少々
- にんにく 1かけ
- トマト缶 1缶(400g)
- 水 1/2カップ
- ヌックマム(またはナンプラー) 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
<ソース用>
※ヌックマムがない場合は醤油を大さじ2にしてください
1.タネを作る
乾燥きくらげと春雨は水で戻しておき、きくらげはみじん切りに、春雨は1cmぐらいの幅に切ります。
ボウルに豚ひき肉・みじん切りにした玉ねぎとにんにく・きくらげ・春雨を入れ、塩胡椒を少し振ってよくこねます。
2.厚揚げを切る
厚揚げを対角線上に斜めに切ります。
タネを詰めるため、内側に深めに切り込みを入れます。
3.タネを厚揚げに詰める
スプーンを使い、厚揚げの切れ目にタネをぎゅぎゅっと詰めます。
タネがあまったら、肉団子の形にして一緒にトマトソースで煮込んでしまいましょう。
バインミー(ベトナムのサンドイッチ)の具にするとおいしいですよ。
4.焼く
鍋または深めのフライパンに油をひき、肉だねの面を下にして焼きます。
焼き目が付いたら、一旦取り出します。
5.トマトソースを煮立てる
同じ鍋(またはフライパン)にトマト缶・水・ヌックマム・醤油・砂糖を入れて煮立てます。
6.厚揚げを煮込む
トマトソースが沸騰したら厚揚げ(と肉団子)を入れ、中火でコトコト煮ます。
途中で厚揚げを裏返して味が全体に行きわたるようにしましょう。
できあがり
お皿に盛り付け、トマトソースを上からかけます。
お好みで粗びき胡椒を♪
わたしはたっぷりかけて食べるのが好きです。
飾りにパクチーやねぎをのせたら、赤に緑が映えますね。
白いご飯との相性バッチリです!
このままでもおいしいですが、タネに生姜のみじん切りを少し入れたら、もっとおいしくなるかも?と思いました。
手軽に買える材料で作ることができますので、機会があれば試してみてくださいね。