今回は、料理上手なベトナム人の友達から教わったチャークエの作り方を紹介します。
チャークエ (chả quế )は、シナモン風味のお肉でできたさつま揚げです。
お肉をフードプロセッサーにかける → 調味料を入れる → タネを円盤状に整える → 冷凍庫で寝かせる → 再びフードプロセッサーにかける → 中の空気を抜いて形を整える → 蒸し器で蒸す → 油で揚げる・・・と工程が多いですが、手作りのチャークエのおいしさは格別ですよ☆
☆ベトナム語メモ
chả =揚げもの
quế =シナモン
材料
- 豚バラブロック 約500g
- ヌックマム(ナンプラー) 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- 片栗粉 小さじ1/3
- 味の素(お好みで) 小さじ1/3
- シナモンパウダー 適量
豚バラブロックは全体の1/3程度が脂身になっているものを選ぶのがコツ。もしくは脂身が多めのひき肉を使ってもいいと思います。※ひき肉を使う場合もフードプロセッサーでさらに細かくします。
1. 豚肉をフードプロセッサーにかける
フードプロセッサーにかける前に、豚肉を適当な大きさに切っておきます。
フードプロセッサーに豚肉を少しずつ入れて、細かくしていきます。
2. 調味料を入れて混ぜる
豚肉を細かくし終えたら、すべての調味料を入れて箸で混ぜ合わせます。
3. ラップに広げて円盤状に整える
まな板の上にサランラップを敷き、ひき肉をうすーく広げます。
上からラップをかぶせて、円盤状に整えます。
4.冷凍庫で寝かせる
この状態で冷凍庫へ。1時間ほど寝かせましょう。
凍らせすぎると、次の過程でフープロでより細かくするときに砕きにくくなるので、1時間ぐらいがいいかな~と思います。
上の写真は冷凍庫で寝かせたあとのタネです。
5.さらにフードプロセッサーにかける
固まったタネをさらにフードプロセッサーにかけていきます。
クリーミーな状態になるまでフードプロセッサーにかけたら、
丸いお皿にラップをしき、ヘラなどでタネを塗りつけるように広げます。
6.タネの中の空気をぬく
裏返して、さらにお皿に塗りつけるようにします。これはタネを密着させるため。
上の写真は裏返した状態のタネです。表面に穴が複数あいているのが見えますね。
この穴がなくなるように、空気を抜いて、表面をなめらかにします。
なめらかになったら、上からラップをかけて丸く整えます。
~その2につづく~
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