ビジュアルは生々しいですが、甘辛い味付けがおいしい鶏足(もみじ)のヌックマム炒め「Chân gà chiên nước mắm」。
☆ベトナム語メモ
chân=足、脚
gà=鶏
chiên=揚げる
nước mắm=ヌックマム(魚醤)
ホーチミン市の屋台にて。
こちらは炭火で焼いているので「Chân gà nướng(nướng=焼く、あぶる)」など違う名前かもしれません。
食べるところは少ないですが、わたしは鶏足のゼラチン質のところが好きです。
こちらは名古屋市のベトナム料理店「Nha Hang Sen Viet」でいただいたもの。
「Chân gà xào cay(xào=炒める、cay=辛い)」という料理名でした。
さて、先日、スーパーで冷凍の鶏足が売っているのを発見!
普段は手を出せないのですが、「時間のあるこの機会に、鶏足のヌックマム炒めを作ってみよう!」と思い立ち、買ってみることにしました。
価格は100gあたり28円と安かったです。
初めて作る鶏足のヌックマム炒め。
さまざまな作り方がありそうですが、わたしは鶏足を一度揚げてからヌックマムなどの調味料で炒め煮するという方法で作ってみました。
作る方はあまりいらっしゃらないかもしれませんが、記録として分量や手順を残しておきたいと思います。
※以下、生々しい鶏足画像にご注意ください・・・
鶏足(もみじ)のヌックマム炒めを作ります
材料
- 鶏足(もみじ) 10本(約350g)
- 塩 少々
- 酢 少々
- 片栗粉 適量
- 唐辛子 1本
- にんにく 1かけ
- レモングラス 1本
- ヌックマム(またはナンプラー) 大さじ2
- 水 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- 胡椒 少々
- 油 適量
- (あれば)フライドエシャロット
1. 下準備
鶏足の爪をキッチンバサミで根本からカットし、食べやすいように&味が染み込みやすいように内側(人間でいう手の平の部分)に切り込みを入れる。
臭みを取るために塩と酢を少々入れ、よく揉みこむ。
にんにく・レモングラス・唐辛子はみじん切りにしておく。
レモングラスは茎部分のほうが香りが強いので、1本の下半分ぐらいを調味料として使い、上部分は下ゆでするときに使う。
2.鶏足をゆでる
鍋を火にかけ、鶏足とレモングラスを入れ、沸騰したら5分ぐらいゆでる。
3.調味料を作る
ゆでている間に、ヌックマム・砂糖・胡椒・水をよく混ぜておく。
4.鶏足を揚げる
鶏足がゆで上がったらザルにあげ、粗熱をとり、ボウルに入れる。
ボウルに片栗粉を適量入れて、粉が全体になじむよう、握手をするように(笑)手で揉みこむ。
油でほんのり黄金色になるまで揚げる。
※揚げすぎると固くなるので注意
5.調味料とからめる
フライパンに油をひき、みじん切りにしたにんにく・レモングラス・唐辛子を入れる。
香りが立ってきたら、混ぜ合わせておいた調味料を入れる。
フツフツと煮立ってきたら鶏足を入れ、調味料をからめるように混ぜ、汁気がなくなるまで煮詰める。
6.盛り付ける
あればフライドエシャロットを散らし、お皿に盛り付けてできあがり!
ベトナムで買ったアクリルグラスに発泡酒を入れて、一緒にいただきました。
鶏足の味付けが濃いめで、発泡酒が進みました!