具だくさんで、パリパリした皮がおいしいベトナムの揚げ春巻き、チャーゾー(Chả giò)。
本場ベトナムでは、米麺ブンや生野菜、ハーブと一緒に“ヌクチャム”という甘酸っぱいタレで食べます。ベトナム語レッスンの課外活動でタオ(Thảo)先生にチャーゾーの作り方を習ったので、ここにレシピをメモしておきたいと思います。
材料 ※大きめ(中華春巻きぐらいの大きさ)12本分
材料は先生と分担して準備。ひき肉の量が分からなかったので、約200gのものを2パック買ったのですが、実際に使ったのは1パックでした。
春巻き用
- ライスペーパー(22cm) 12枚
- 豚ひき肉 200g
- 乾燥春雨(水で戻しておく) 少々
- 乾燥木耳(水で戻しておく) 4枚
- 芋類 適量
- 人参 1/3本
- 小ねぎ 2本
- にんにく 1片
- エシャロット(赤わけぎ) 1個 ※あれば
- ヌックマム 少々
- 塩 少々
- 胡椒 少々
- 粉末スープの素 少々
※お好みでカニ身やむきえびなど好きなものを入れてもOK!
タレ(ヌクチャム)用
- にんにく 2片
- 生唐辛子 1本
- 砂糖 大さじ2
- ライム(レモン)の搾り汁 大さじ2
- ヌックマム(またはナンプラー) 大さじ4
- 水 大さじ4
付け合せ用
- 米麺ブン
- サニーレタス 適量
- シソ、ミントなどお好きなハーブ 適量
今回はタロイモを使いましたが(左は大きさ比較のための里芋)、クズイモ(シャキシャキした食感の芋)など芋類なら何でもいいそう。
粉末スープの素(hạt nêm)は家にあった※豚骨だしを使いました。
スーパーで売っているきのこや鶏ガラのだしでもOKだそうです。
※“Aji-ngon(ngon=おいしいの意味)”はドンコイ通り沿いにあるスーパー「VinMart」や「TAXスーパー」、市内に複数店舗があるスーパー「Co.opmart」で買えます。
1. 材料を切る
木耳、タロイモ、人参・・・細い千切り
春雨・・・・・・・・・・・短めに切る
小ねぎ・・・・・・・・・・粗めのみじん切り
にんにく、赤わけぎ・・・・みじん切り
タロイモの皮を剥いたら、里芋ほどではないものの手が痒くなりました。
生のまま千切りにするというのがとても新鮮でした!
2. 具を混ぜる
ボウルに具の材料をすべて入れ、
箸またはスプーンでよく混ぜ合わせ、15分位おきます。
(できれば30分位おくと良いそうです)
3. タレ(ヌクチャム)を作る
15分待っている間にタレを作ります。
<タレの比率>
砂糖1 : ライム汁1 : ヌックマム2 : 水2
砂糖→ライム汁→ヌックマム→水の順に合わせて、
最後にみじん切りにしたにんにくと生唐辛子を加えます。
量が足りないようなら、上の比率に沿って足します。
タオ先生のポイントは「砂糖の後にライム汁を入れること」。
こうすることで、ライムの香りがより引き立つのだそうです。
ベトナムの主婦は度数の低いヌックマム(価格が安い)を料理用に、度数の高いものはタレに使うそうです。今回は40度のものを使いました。
▼ホーチミンの料理教室の先生たちが使っている、タンハー(THANH HA)の美味しいヌックマム
~巻く&揚げる編につづく~
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