夏が旬!栄養満点のツルムラサキ(Mồng tơi)を食べよう♪

栄養価の高いツルムラサキ

ベトナムへ行ってから初めて知った野菜のひとつ、ツルムラサキ

ベトナム語では‟Mồng tơi(モントイ)”と呼びます。

その名前からツルが紫色のものがありますが、緑色のもののほうが味がよいため、市場で出回っているのは主に緑色のほうのようです。

この時期、ベトナム食材店でツルムラサキをよく見かけるので買ってみました。

日本では宮城、福島、山形、埼玉県を中心に栽培されているようです。

 

 

英語では‟Malabar spinach”と呼ばれることからも、ツルムラサキはほうれん草に近い野菜で味も似ています。

味は少し癖(土臭さ)がありますが、ほうれん草と同じように使えます。

食べてみると、粘り気があり、ほうれん草とモロヘイヤのいいとこ取りをしたような野菜という印象を持ちました。

ツルムラサキにはビタミンA・C・E、β-カロテン、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどが含まれていて、栄養価はほうれん草より高いのだとか!

中でもカルシウムに関しては、ほうれん草の約3倍もの量を含んでいるのだそうです。

 

基本のゆで方

  1. 茎と葉を分ける
  2. 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を少々入れ、茎からゆでる
  3. 1分ほどゆでたら茎を取り出し、次は葉部分を入れる
  4. 30秒ほどゆでたら、ザルにあげて冷ましてできあがり!

ツルムラサキの茎は春菊ぐらい太くてしっかりしているため、茎から先に入れて時間差で葉をゆでると、均一にゆであがります。

 

そこで今回は、お浸しのほか、全部で5通りの食べ方をご紹介します。

 

1.ツルムラサキの海老スープ

まずは、ベトナム中部・ダナンで雑貨店「HOA LY」を営むユキさんのレシピ、「ツルムラサキの海老スープ」を作ってみました。

 

▼ユキさんのレシピはこちら

殻をむくのが面倒だったのと(笑)、殻からいいだしが出るかな~と思い、海老は殻付きのまま炒めました♪

海老のだしとヌックマムの旨味が詰まった、シンプルでとてもおいしいスープでした☆

ツルムラサキはベトナムでスープとして食べられることが多いようなので、ツルムラサキを手に入れたら、まず試したいレシピとしておすすめです!

 

2.ツルムラサキのお浸し

ほうれん草とのお浸しと同じように作ります。

醤油もしくはめんつゆをかけて、鰹節をかけてできあがりです。

 

3.ツルムラサキのにんにく炒め

洗ったツルムラサキを5cmぐらいの幅に切っておきます。

フライパンに油とにんにくを入れて熱し、茎が太いものから先に入れて炒め、塩と鶏ガラスープの素で味付けてできあがり♪

作ったあとで気が付いたのですが、ヌックマム(ベトナムの魚醤)を少し垂らしたら、もっとおいしくなりそうです。

 

4.ツルムラサキと納豆のねばねば和え

ゆでたツルムラサキを細かく刻み、納豆と付属のタレと一緒に和えるだけ♪

味が足りなければ、お醤油を少し足してみてください。

ねばねばコンビで相性抜群です◎

 

5.ツルムラサキのしらす和え

ゆでたツルムラサキの上にしらすをかけ、だし醤油(または白だし)をかけるだけ♪

お好みでゴマをかけてもいいですね。

 

夏が旬のツルムラサキ。

スーパーやベトナム食材店で見かけたらぜひゲットして、ツルムラサキを食べて栄養をつけ、暑~い夏を乗り切りましょう!

 

こちらの記事もご覧ください☆

【日越比較】色や形、大きさが違うと感じた野菜たち

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ABOUTこの記事をかいた人

中国(上海・北京)7年、ベトナム(ホーチミン)3年弱の約10年間のアジア生活を経て、2016年より愛知県在住。近年日本で生活するベトナム人が増えている中で、少しでも多くの方にベトナムに興味を持っていただけたらな・・・。そんな思いで、(素人ですが)ベトナム料理のレシピ、日本で買えるベトナム食材、愛知県のベトナム料理店などの紹介をしています。