ハノイの名物料理・チャーカーラヴォン(Chả cá Lã Vọng)
ターメリック(ウコン)などで色付け&味付けした白身魚を揚げ焼きし、ディル(ハーブ)と青ねぎをたっぷり加えて炒めたベトナム北部・ハノイの名物料理、チャーカーラヴォン(Chả cá Lã Vọng)。
ブン(米麺)やピーナッツなどと一緒にマムトムだれでいただきますが、このマムトムだれ(エビの発酵調味料)にクセがあり、ベトナム人でも苦手な方がいるほど。しかし、ハマる人はハマる!というおいしさです。
わたしの住む地域では、ベトナム人オーナーのディープなベトナム料理店のメニューにも載っていないほどレア(?)な料理。
以前、どうしても食べたくて自宅で作ったことがあるのですが(下記レシピ記事参照)、「もっと手軽に食べられたらいいな」と思い、より簡単で&食べやすいレシピを考えてみました。
▼参考記事
簡単&食べやすくなったポイント
- マムトムを使わず、ヌックマム(魚醤)で味付け
- 下味の米麹なし
- 油の量を約半分に
- ブン(米麺)の代わりにそうめんを使用
- 白身魚は手に入りやすいタラで
- 生姜&ニンニクはチューブを使用
- 青ネギの根元の白い部分は裂かずにそのままで
- カセットコンロを使わずフライパンで調理
ディルを手に入れたら!自宅で作ってみよう♪
「簡単に」といっても、ディル(ハーブ)がなかなか手に入らないのですが・・・。
今回は、ベトナム食材店で新鮮なディルを見つけたので、即購入しました。
ディルさえ手に入れば、その他の材料は揃いやすいと思いますので、ゲットしたらぜひ作ってみてください。
それでは材料から見ていきましょう~。
材料 1人分
- 白身魚の切り身 150g
- 青ねぎ たくさん
- ディル たくさん
- 塩こしょう 少々
- ヌックマム(またはナンプラー) 大さじ1
- ターメリック 小さじ1
- すりおろし生姜(チューブ) 1cmぐらい
- すりおろしニンニク(チューブ) 1cmぐらい
- そうめん 1束
- ピーナッツ 適量
- 油 大さじ1
白身魚はベトナムでは川魚が使われますが、タラで代用しました。
タラはこの時期手に入りやすく、旬の食材なので脂がのっていておいしいですよね!
青ねぎとディルは「こんなにたくさん!?」と思うぐらいでちょうどいいです。
炒めると、カサが減って少しになりますよ。
1.白身魚に下味をつける
一口大に切った魚をボウルに入れ、ターメリック・すりおろし生姜&ニンニク・ヌックマム・塩こしょうを入れてよく混ぜ合わせます。
混ぜ合わせたら、ディルと青ねぎを切りましょう。
それぞれ、大体5cmの幅に切ります。
2.フライパンで魚を焼く
フライパンに油を入れて熱し、マリネした魚を少し焦げ目がつくぐらい焼きます。
タラは身が崩れやすいので、動かしすぎないようにしましょう。
3.ディル&ネギを加える
その後、ディル&ねぎを上からドサッとのせます!
炒め合わせると、このようにディルとねぎがくたっとなります~
4.そうめんを茹でる
次にそうめんを袋の表示時間通りに茹で、すばやくザルに移し、水を流しながらよくもみ洗いして、よく水気を切ります。
5.お皿に盛り付けていただきます!
洗いものを極力減らしたかったため、ワンプレートに盛り付けました。
最後に上からピーナッツをトッピングしてできあがりです。
ピーナッツは多めがおいしいですよ♪
「たれが別で必要かな?」と思っていたのですが、食べてみると、たれなしでも大丈夫でした。
お好みでレモンの搾り汁などを加えてもいいですね。
自分で言うのもあれですが・・・そうめんに味がからんで、結構おいしかったです。
チャーカー欲が満たされました!
ディルさえあれば食べたいときに食べられますので、この際、種を買って自家栽培しようかなと考えています(笑)