~その1のつづき~
4. 鶏肉を焼く(揚げる)
フライパンに油を入れ、下味を漬けた鶏肉を焼いていきます。
「油で揚げる」「フライパンで焼く」「魚焼きグリルやオーブンで焼く」など火を通す方法はいろいろありますが、個人的には揚げたものが一番おいしく感じました。
フライパンで焼く

フライパンで焼く場合は、鶏肉の中まで火が通りにくいので、先に皮目を下にして焼き、焦げ目がついたら裏返し、フタをし弱火にしてじっくり焼くと良いかと思います。

揚げる
※写真は鶏もも肉です
魚焼きグリルで焼く
※写真は鶏ムネ肉です
5. 鶏肉をほぐす

焼いた(揚げた)鶏肉の粗熱が取れたら、骨のまわりのお肉を削ぎ落としていきます。
その後、鶏肉をほぐします。
6. もち米を蒸らす

もち米が炊けたら20分ほど蒸らし、釜のまわりからしゃもじを入れて1周させ、すくい上げるようにして空気を入れながら混ぜ合わせます。
7. 盛り付ける

お皿にもち米を盛り、裂いた鶏肉をのせ、ネギ油とフライドエシャロット(手に入らない場合は、玉ねぎ7:ニンニク3の割合で、みじん切りにしたものを熱して作ります)をトッピングしてできあがり!

今回は市販のものを使いました。
感想
鶏肉を揚げたら、皮がパリッとなっておいしかったです。
しかし、揚げても焼いてもお肉がしっとりしていたので、ホーチミンで食べるもののように、鶏肉がもう少しカラッとした仕上がり(サキイカほどではないですが、太めのサキイカのような食感)になると良いと思いました。
そういう意味ではムネ肉のほうが向いているのかもしれません。
レシピが改善できたら追記したいと思います。

ベトナムのレシピサイトでソイガーを調べると“もち米を7~8時間(または一晩)浸水させる”と書かれていることが多かったです。実際にベトナムで出合ったことはないのですが、落花生を混ぜてもち米を炊くレシピが目立ちました。

ベトナムと日本のもち米の違いなのか、日本のもち米を長時間浸水させて、炊飯器の"おこわ目盛"まで水を入れて炊いたら、おじやのような柔らかい仕上がりになってしまいました。

そこで2回目は浸水させず、すぐに炊いてみたのですが、それでもべちゃべちゃした食感に・・・。結果、うるち米と混ぜて炊くことで、かたさが落ち着きました。