【レシピ付】ハノイ名物☆チャーカーラヴォン(白身魚とディルの油鍋)を作ろう♪

【レシピ付】ハノイ名物☆白身魚とディルの油鍋・チャーカーラヴォンを作ろう♪

ハノイ名物のチャーカーラヴォン

【レシピ付】ハノイ名物☆白身魚とディルの油鍋・チャーカーラヴォンを作ろう♪

ハノイの名物料理・チャーカーラヴォン(Chả cá Lã Vọng)

ターメリック(ウコン)などで色付け&味付けした白身魚を揚げ焼きし、ディル(ハーブ)と青ねぎをたっぷり加えて炒めた料理です。

ガイドブックやウェブサイトに掲載されている有名な料理なので、ハノイ旅行の際に召し上がった方もきっと多いのではないでしょうか?

 

▼ハノイの老舗店の紹介記事です

【ハノイ】1871年創業の老舗店!白身魚とディルの油鍋「CHA CA La Vong」

 

油を大量に使っているにも関わらず、ディルと青ねぎがたっぷり入っているため、意外とさっぱりと食べられるのが不思議。

ディル(Thì là / セリ科)について

細く繊細な葉を持つ爽やかな香りのハーブで、魚料理と相性が良い。生で食べるより、料理(特に北部の料理)の風味づけに使われることが多いです。

●合う料理・・・チャーカーラヴォン(川魚とディルの油鍋)、チャーカー(ベトナム風さつま揚げ)、魚やイカを使った料理、トマト味のスープなど

【レシピ付】ハノイ名物☆白身魚とディルの油鍋・チャーカーラヴォンを作ろう♪

「マムトム」と呼ばれる、紫色をしたクセの強いエビの発酵調味料でいただくのも特徴です(外国人向けにヌックマムベースのたれを用意しているお店も)。

今回の記事は、そんなチャーカー(風の料理)を自宅で作ってみよう!という内容です。

 

【レシピ付】ハノイ名物☆白身魚とディルの油鍋・チャーカーラヴォンを作ろう♪

なぜチャーカーを作ってみようと思ったかというと、ホーチミン市のバーチウ市場で、チャーカーにぴったりな鍋を見つけて購入したから。

この鍋を見たとき、「チャーカーを作りたい!」とすぐに思いつきました。

しかし、チャーカーの要となるハーブ・ディルが長らく手に入らなかったため、約2年もの間、出番のないまま鍋は戸棚にしまわれていたのでした。。。

 

自宅でハノイの味を再現してみよう!

先日、初めて訪れたベトナム食材店で新鮮なディルを発見し、「待ってました!」とばかりに即購入。

やっとベトナムで買った鍋の出番がやってきました!

必然的にチャーカーラヴォンを作ることになり、ベトナムのレシピサイトやYouTubeを参考にさせていただき、まずレシピを組み立てました。

 

チャーカーに使う白身魚は、ナマズ目ギギ科の「ラン魚」やライギョが使われることが多いようですが、わたしがスーパーへ行ったときはベトナム産のパンガシウス(ナマズの一種、「バサ」とも呼ばれる)が売っていたため、こちらを使うことにしました。

パンガシウスと聞くとなんとなく深海魚を思い出してしまうのですが、調べてみるとクセのない白身魚のようで、パックには「フライに!天ぷらに!」と書かれていました。

そういえば、近年、スーパーで売られるのを見かけるようになった気がします。

白身魚は日本で手に入りやすい鱈や鰆で代用してもいいと思います。

 

材料 1人分

【レシピ付】ハノイ名物☆白身魚とディルの油鍋・チャーカーラヴォンを作ろう♪
  • 白身魚の切り身 150g
  • 青ねぎ たくさん
  • ディル 25g
  • ターメリック 小さじ1
  • すりおろし生姜 1かけ分
  • すりおろしニンニク 1/2かけ分
  • マムトム 少々
  • 米麹 少々
  • 油 大さじ1


<マムトムだれ用>

  • マムトム 適量
  • ライム果汁 適量(マムトムの量より多いぐらい)
  • 砂糖 適量
  • 唐辛子 1本

<トッピング用>

  • ブン(米麺、なければ素麺で代用可) 100g
  • ピーナッツ 適量
  • 白髪ねぎ お好みで適量

 

1.白身魚に下味をつける

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2cm×5cmぐらいに切った魚をボウルに入れ、ターメリック・すりおろし生姜&ニンニク・マムトム・米麹・油を入れてよく混ぜ合わせます。

ベトナムのレシピを見ると、ガランガル(ショウガ科の植物)が使われるようでしたが、手に入らなかったため生姜で代用しました。

海外在住のベトナム人の方は、麹の代わりにヨーグルトを使用していました!!

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できればこのまま少し時間を置いて味を染み込ませるといいと思います。

2.魚焼きグリルで焼く

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マリネした白身魚を、少し焦げ目がつくぐらい、一旦魚焼きグリルで焼きます。

米麹入りで焦げやすいため、ときどき様子を見てくださいね。

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この後、揚げ焼きするので、これぐらいにしておきましょうか。

3.ディルとネギを切る

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次に、この料理の要となるディルと青ネギを5cmぐらいの長さにカットします。

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青ネギの根元の白い部分は、包丁を横にして裂くように切ります。

4.マムトムだれを作る

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マムトムはお好みの量をお碗に入れ、同量もしくは少し多いぐらいの量のライム果汁(ポッカレモンでも可)、砂糖・キッチンバサミでカットした唐辛子を入れて、泡立つまでよくかき混ぜます。

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マムトムだれのできあがり。

マムトムが苦手な方はヌックマム(ベトナムの魚醤)で代用を☆

 

5.鍋で炒め合わせる

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いよいよ鍋ですべての材料を炒め合わせます。

カセットコンロを使いましたが、もちろんフライパンでもOK!

鍋に油を大さじ2(ちょっと多いな~と思うぐらい)入れて熱し、グリルした魚を先に炒めます。

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その後、ディル&青ネギをどっさりと盛ります!!

【レシピ付】ハノイ名物☆白身魚とディルの油鍋・チャーカーラヴォンを作ろう♪

炒めていると、山盛りだったディル&青ネギのかさが減り、魚とよくなじむように。

6.お碗に盛っていただきます!

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十分に炒め合わせたら、できあがり~!

あらかじめ茹でておいたブン・ピーナッツ・マムトムだれをセットします。

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お碗に具材を少しずつ取って入れ、マムトムだれを少量かけ、ピーナッツを散らしていただきます!

ベトナムで食べた味には及びませんが、結構近い味になったのではないかと思います☆

 

できるだけ身近な材料で作りたいものですが、ディルとマムトム(苦手な方はなしでOK)は外せない材料だと思います。

ベトナムで食べたあの味を再現してみたい方は参考にしていただけると嬉しいです^^

 

▼ディルが手に入らなかったら、自分で育てるという手も。。。

 

▼チャーカーラヴォンのより簡単なレシピ

【レシピ付】簡単ver.チャーカーラヴォン(白身魚とディルの油鍋)on そうめん

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