ホーチミンの中心地・1区からタクシーで20分ほどの場所にある新興住宅地の7区。
中でも「フーミーフン(Phu My Hung、富美興)」というエリアは韓国人・台湾人・日本人を中心とした外国人が多く住んでいます。
フーミーフンはクレセントモールやVivoCityといった商業施設、外資系のチェーン店や輸入食材店が多く集まっているイメージがありますが、本日はローカル感満載のベトナム北部料理のお店を紹介します(といっても、写真は少ないのですが・・・)。
場所は、7区を走る大通り・グエンヴァンリン(Nguyen Van Linh)通りより北側の6番(So 6)通り。すぐそばには広々とした公園があります。
お客さんはベトナム人ばかりでしたが、時々韓国人マダムの姿も見かけました。
こちらは何回行ったか分からないほどお世話になったお店で、店名が「Hien Lanh(ヒエン・ラン)」だと知ったのは、ホーチミンに住み始めて1年以上経ってからのことです。
メニューは、北部名物のブンチャー(炭火焼肉入りつけ麺)やブンダウマムトム(揚げ豆腐と米麺の発酵海老味噌だれ)、ネムクアベー(蟹入り揚げ春巻き)、ミエンガー(鶏肉入りスープ春雨)、フォーガー(鶏肉入りフォー)など。
1品40,000ドン(約200円)前後と良心的な価格で、どの料理もおいしいです。
ブンモック 35,000ドン(約175円)
ブンモックは木耳入りの豚肉団子が入った米麺。あっさりした豚骨スープに紫蘇やレタス、バナナの花の千切りが入っていて、おいしいです!マンベー(持ち帰り)もOK!
ソイセオ 22,000ドン(約110円)
つぶしてマッシュポテト状にした緑豆の上に、揚げたエシャロットがかかっているおこわ。朝食や小腹が空いたときにぴったりの料理です。
安くておいしくて、何度でも行きたくなるローカル食堂の「Hien Lanh」。
スタッフのみなさん、お元気かなぁ~と時々思い出します。
ちなみに、ロッテマートの近くに支店があります。
知り合いの方がいない限り、旅行でわざわざ7区を訪れることは少ないと思いますが、広々とした道路に緑が多い街並み、バイクの交通量が少ないところは中心地とは違う雰囲気。
旅行日程に余裕のある方は、ホーチミンの別の顔を見に訪れると面白いかもしれません。
Hien Lanh(ヒエン・ラン)
住 所:Duong so 6(Hung Vuong 2) , District7 , HCMC
T E L :028-5410-5292
営業時間:8:00~22:00