タンディン市場近くのフエ料理がおいしいローカル食堂「HUONG NGU QUAN」

banh nam

タンディン市場の近くにある穴場のフエ料理店

1区北部のタンディン市場の近く、タックティタン(Thach Thi Thanh)通りにあるローカル食堂「HUONG NGU QUAN(フーン・グー・クアン)」。

ベトナムのローカルごはんを紹介されているホーチミン在住のブロガー・アンコムチュアさんの記事によると、フエ料理がおいしいそうで、行ってみたいなぁと思っていたんです。

 

 

「HUONG NGU QUAN」の外観

外観。日本から旅行で訪れていたベトナム料理好きのお友達とお昼どきに行きました。

お昼はフエ料理だけでなく、家庭料理のおかず+ごはん(+スープ)のセットも用意されていて、それを目当てに来ているビジネスマンやOLさんが多かったです。

「HUONG NGU QUAN」の看板

外の看板。一番下の「COM TRUA CAN PHONG」がランチセットのことです。

フエ料理はBUN BO HUE(牛肉入りピリ辛麺)、BANH BEO(米粉の小皿蒸し)、BANH KHOAI(ミニバインセオ)、COM HEN(しじみの汁かけごはん)などがあります。

「HUONG NGU QUAN」の名刺

わたしが訪れたのは【83 Thach Thi Thanh】の店舗。同じ通りにもう1店舗あるようです。

2017.8.7追記

読者さまの情報によると、現在【83 Thach Thi Thanh】の店舗は「bep Hue」というきれいなフエ料理店に変わったそうです(写真左)。もう1店舗【90A Thach Thi Thanh】はまだあるようです(写真右、路地の中にあります)。■「bep Hue」のFacebookページ:https://www.facebook.com/bephuecuisine/

「HUONG NGU QUAN」の調理スペース

店頭の調理場でブンボーフエの具を盛り付けているところ。

メニューをどどーんと公開

前菜

「HUONG NGU QUAN」

ベトナム中部・フエの料理といえば、米粉を使った前菜的な料理が多いのも特徴。

バインベオ(メニュー中のBanh beo chen)はホーチミンにあるフエ料理店では必ずと言っていいほど置いてある料理ですが、こちらのお店はその他にも珍しい前菜料理がたくさん。

ちょっとずつ色々な前菜を食べたい方は、“Banh day du”を注文しましょう。

麺類

「HUONG NGU QUAN」のmenu

こちらは麺類。ブンボーフエはブンボーフエでも、フォーのように具が選べるようです。

(ブンボーフエの説明。メニューの上から順に)

  • Bun Bo gio heo , Cha cua=豚足と蟹のすり身
  • Bun Bo Bap , Cha cua=牛スネ肉と蟹のすり身
  • Bap , Cha lua=牛スネ肉とベトナムハム(豚肉すり身蒸し)
  • Bun Bo thit heo ba roi, Cha cua=豚ばら肉と蟹のすり身
  • Bun Bo tai=半生の牛肉薄切り
  • Bun Bo nam gan , Cha=牛の横腹肉、牛スジ、ベトナムハム(豚肉すり身蒸し)?
  • Bun cha cua=蟹のすり身
  • Bun Cha cua , Cha tom=蟹のすり身とエビのすり身
  • Bun cha Thap cam=すり身ミックス(蟹、エビ、外側を揚げたベトナムハム)
  • Bun Bo Thap cam Dac biet=スペシャルブンボーフエ

 

「HUONG NGU QUAN」のmenu
しじみのむき身をごはんにのせたCom Hen、それの麺バージョンのBun Henのほか、同じ中部地方・ダナン名物の麺料理・ミークアンもあります。

ごはんもの

 「HUONG NGU QUAN」のmenu

今回食べたかったのが一番上にあるCom Am Phuフエ風混ぜごはんです。

ホーチミンに数あるフエ料理店の中でもあまり見かけない料理で、この日は「これを食べよう!」と足を運んだのですが、「今日、Com Am Phuはないです」と店員さん。残念!

結局、バインベオとバインロックだけ注文

 「HUONG NGU QUAN」のbanh beo

Banh beo chen 40,000ドン(約200円)

米粉の小皿蒸し。上に海老でんぶがのっています。

10個もありますが、1人でもぺろりと食べられてしまいます。

ヌックマムのタレをかけてスプーンでいただきます。

「HUONG NGU QUAN」のbanh nam

Banh loc(Banh bot loc) 40,000ドン(約200円)

タピオカ蒸し餅の海老包み。半透明の生地の中に味付きの海老が入っています。

バインベオもバインロックも、どちらも安くておいしかったです。

その後、タンディン市場まで歩いて移動して、場外食堂で麺を食べました。

わたしはもう日本に帰国してしまったので残念ながら食べられませんが、フエ風混ぜごはんを食べてみたい!と思われた方はぜひ足を運んでみてください。

おまけ

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店先には鳥かごが吊るしてあり、そこには看板娘?の九官鳥がいます。

エサが唐辛子なことに驚いて、思わず写真を撮ってしまいました!辛くないのかな?

その他、タンディン市場付近のお店の生地も合わせてご覧ください。
チャンクアンカイ通りのフランスパン工房「LO BANH MI」
ホーチミン3区の路地裏に佇む3階建てのキッズカフェ「The Nest」

 

HUONG NGU QUAN(フーン・グー・クアン)
住  所:83 Thach Thi Thanh , District1 , HCMC
T E L  :028-3820-8114
営業時間:7:00~21:30

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