年中暑いホーチミンですが、ベトナム人がよく食べているのが鍋料理。
ベトナムの鍋料理と言うとヤギ鍋がポピュラーですが、今回はちょっと変わった鍋“サバ鍋(LAU CA SAPA)”をご紹介したいと思います。
サバは日本人にとって、なじみの深いお魚ですよね。
鍋の具材として、しかもベトナム風の鍋となると、一体どのように調理されるのか興味津々だったので注文してみました。
食べたお店は7区にある「Quan Lau De 4.4(クアン・ラウイェー4.4)」。
ヤギ鍋がメインのお店ですが、ビールに合うベトナム風のおつまみも多数取り揃えています。
注文すると、まず焼きサバ入りのスープが運ばれてきました。※記事の一番上の写真
丸ごと一匹分の焼きサバがぶつ切りになっていて、豪快!!
最初にスープを味見してみると、南国風の甘酸っぱくて濃い味でした。
サバ鍋は一式150,000ドン(約750円)だったと記憶しています。
続いて、野菜、ブン(米麺)、タレが運ばれてきました。
野菜はトマト、オクラ、空芯菜、バナナの花の千切り、もやし、ハスイモの茎。
日本の鍋の具材と違っていておもしろいです!
そうめんぐらいの細さの米麺、ブン(Bun)。
汁麺や炒め麺にしたり、おかずと一緒に食べたり、鍋のシメに食べたりとベトナムではフォーよりよく食べられている麺です。
ブンを直接お椀に入れ、スープと具を足してからいただきます。
サバはヌックマムベースの塩気の強いタレをつけて。
最初は「ちょっと甘いな」と思ったスープも、ヌックマムのタレを少しかけて食べると、塩気と甘味のバランスがちょうど良くなり、とてもおいしくなりました。
脂ののったサバもおいしかったです!
サバ×ヌックマムという新しい組み合わせの発見に嬉しくなりました。
どこのお店にもあるメニューではないかと思いますが、鍋料理(ベトナム語で「LAU」と書いてあります)のメニューで見つけたら、試してみてくださいね。
Quan Lau De 4.4(クアン・ラウイェー4.4)
住 所:434 Nguyen Thi Thap , District7 , HCMC
T E L :028-6271-8454
営業時間:10:00~22:30