1区北部にある中部料理のお店
ベトナム中部の郷土料理・ミークアン(Mi Quang)とホイアン風コムガー(Com Ga Hoi An)が食べられる専門店「Mi Quang Ngon Pho Thi(ミークアン・ンゴン・フォーティ)」。
お店のあるディンティエンホアン通り周辺は、なぜかミークアンのお店が多いです。
ガイドブックなどで紹介されているミークアンは、黄色をした平打ち麺に海老や豚肉・せんべいやピーナッツなどたくさんの具がのり、野菜や香草をちぎり入れて食べる汁なし麺。
鶏スープで炊いたごはんの上にゆで鶏がのったコムガー(海南風チキンライス)は中国や東南アジアで広く食されていますが、その土地によってタレなどが微妙に違いますよね。
では、ホイアン風とは一体どんなものなのでしょうか?期待が膨らみます!
■参考記事
ホーチミン3区にあるホイアン風コムガーのお店「Me Vui」
【移転】安い、旨い!シンガポール風海南鶏飯のお店「TIEM COM GA HAI NAM」
チョロン(中華街)にある海南風チキンライスの老舗店「東源鶏飯」
戦争証跡博物館のすぐそば!海南風チキンライスの有名店「COM GA THUONG HAI」
「Mi Quang Ngon Pho Thi(ミークアン・ンゴン・フォーティ)」の外観
→【50A Dinh Tien Hoang】からすぐそばの【57 Dinh Tien Hoang】に移転しました(2019.4.28追記)
看板には“中部特産(Dac San Mien Trung)”とあり、料理名(一部)が書かれています。
こちらは店内にある冊子メニュー
(写真は2014年のものと古いです。2016年現在は3,000ドンほど値上がりしています)
チキンライスは、ライスやチキンだけを追加することもできます。
ミークアンの具はいろいろあり選べましたが、メニューの一番上に載っている海老と豚肉入りのものが定番のようだったので、それにしてみました。
いろいろな食感が楽しいミークアン
Mi Quang Tom Thit 45,000ドン(約225円) → 52,000ドン(約210円)に値上がりしました
ミークアンですが、汁なしと言っても、丼に半分ぐらい汁が入っていました。
パリパリのおせんべいを割り入れ、香草とモヤシを適当に入れて器の中でよく混ぜ、最後にキュッとライムを絞っていただきます。
麺は平打ちで、日本のきしめんと似ていますね。
こちらのお店の麺は黄色ではなく、白でした。
ミークアンの麺は黄色と白の2種類あるようです。
ミークアン、おせんべいを入れて食べるのが新しい感じ!
パリッとしていて、味だけでなく食感も楽しめました。
汁に浸かってふにゃふにゃになったおせんべいも、それはそれでおいしかったです。スタッフによると、付属のスープはそのまま飲んでも、麺にかけてもいいそうです。
黄色いごはんが特徴のホイアン風コムガー
Com Ga Hoi An 49,000ドン(約250円) → 54,000ドン(約220円)に値上がりしました
さて、次に運ばれてきたホイアン風コムガーのごはんは鮮やかな黄色!
この黄色はターメリックによるものだそうです。
(写真では見えないですが)ゆで鶏の下には鶏の内臓をピリ辛に煮たものが、上には生の玉ネギの輪切りがのっていました。
お皿には付けあわせの香草(タデ)、なますとヌクチャム(ヌクマムベースの甘酸っぱいたれ)が。鶏スープも一緒に運ばれてきましたよ。
ゆで鶏をヌクチャムにつけ、黄色いごはんと玉ネギと一緒に口の中へ。
ピリッと辛いモツ煮と生の玉ネギ、ターメリックライスが合わさって、優しい味わいの一般的なコムガーより爽やかな味です。スープも、鶏の味が濃厚でおいしかったですよー。
Mi Quang Ngon Pho Thi(ミークアン・ンゴン・フォーティ)
■ディンティエンホアン通り店
住 所:57 Dinh Tien Hoang , District1 , HCMC
T E L :028-2213-0411
営業時間:7:00~22:30
■ブイティスァン通り店 ※2019.4.28追記
住 所:98 Bui Thi Xuan , District1 , HCMC
T E L :028-2242-3969 , 2213-0411
営業時間:6:30~22:30