ベトナムの健康ジュース、ラウマー
市場や屋台などで気軽に飲めるベトナム版青汁・ラウマー(Rau ma)。セリ科のラウマー(和名:つぼ草)という植物と、水と砂糖をミキサーにかけた健康ジュースです。

ラウマーの葉はこんな形をしています。
ラウマーの効能
ラウマーは体の熱を下げるだけでなく、ほかにも次のような効能があるそうです。
- 血液をサラサラにする
- 精神を安定させる
- セルライトの形成を防ぐ
- 脳細胞の活性化
- 記憶力を高める
- アンチエイジング など
そう聞くと、健康のために積極的に摂取しようかな?という気になります!
さらに、調べてみればみるほど、ラウマーがすごい植物だということが分かりました。
インドやスリランカの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、“若返りのハーブ”と言われていて、とても大切なハーブのひとつとされているようです。
スリランカでの呼び名:ゴトゥコラ
インドでの呼び名 :ブラフミー
日本では、食材としては一般的ではありませんが(Wikipediaには“日本では単なる雑草として扱われる”という記述があります)、多くの化粧品メーカーがその高い抗酸化作用に注目し、ツボクサエキスを化粧品に利用しているのだそうです。
ベンタイン市場で飲めます!

路上のジューススタンドほか、ベンタイン市場の食堂街(写真)で飲むことができます。

見た目はとっても苦そう!?

泡立っていますね~。

ちょっと分かりにくいですが、普通サイズが8,000ドン、ビッグサイズが10,000ドンです。「ラウマーを一杯ください」と言ったら、おばちゃんに勝手にビッグサイズにされました。
さて、ラウマーの味ですが、青汁と似ていて青臭くて苦いものの、冷たい上に、砂糖が入っているので甘くて飲みやすかったです。ぬるいと飲みにくいかもしれません。
ベンタイン市場に寄ったとき、また路上の屋台で「Rau ma」の文字を見つけたら、ベトナム版青汁のラウマーをグイッと一杯飲んでいってはいかがでしょうか?
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