黄色いごはんが特徴のホイアンのコムガー
ホイアンのコムガー。写真はホイアンの名店「Ba Buoi」のもの
東南アジアで広く食べられている、蒸し鶏ののったチキンライス。
ベトナムでは“コムガー(com=ごはん、ga=鶏)”といいます。
一言で“コムガー”と言っても、海南鶏飯のように蒸し鶏がのったものから、フライドチキンがのったものまで様々。
ベトナム中部の街で、旧市街の街並みが世界遺産になっているホイアン(Hoi An)のコムガーはウコンを入れて炊いた黄色のごはんと、スペアミントやタデなどのハーブ、オニオンスライスが添えられるのが特徴。
ホイアンの味がホーチミンで楽しめる「Me Vui」
今回は、ホーチミンでホイアン風コムガーを食べたい方におすすめのお店を紹介!
場所は3区のチャンクォックトアン(Tran Quoc Toan)通りです。
お店の名前は「Me Vui(メーユイ)」。
ホイアンの旧市街を思わせる黄色の壁がいい雰囲気です◎
Foody(ベトナムの食べログのようなサイト)の「Me Vui」のページを見ると、市内に3店舗あるようです。
どちらも3区で、住所は【41 Ky Dong】と【29 Tran Quoc Toan】。
【29 Tran Quoc Toan】ということは今回紹介するお店の隣・・・?
わたしが行ったのは1年半前なのですが、どうやらその後にお店ができたようです。
店内は奥に細長い、ベトナムらしい造り。
奥では店員さんがタデ(ハーブ)の葉と茎を分ける作業をしていました。
ごはん屋さんですが、床のタイルがカフェみたいでかわいかったです。
メニュー
メニューはコムガーだけでなく、チャオガー(鶏のお粥)、ゴイガー(チキンサラダ)もありました。
英語表記もあって旅行者にも親切です。
コムガーの鶏肉は通常、手羽、もも肉の3種類から選べます。わたしは通常のものを注文しました。
豆のチェーもありました。その下はドリンクメニューです。
冷たいお茶は“Tra Da(チャダー)”になります。
「Me Vui」のホイアン風コムガー
Com ga 40,000ドン(約200円)
ごはんの上に、裂いた蒸し鶏、青パパイヤの細切り、スペアミント&タデ、唐辛子味噌のようなものがのっていました。この唐辛子味噌は卓上にも置いてあるので、辛党の方は足すことができます。
下に隠れているごはんはこんな感じ。
思っていたより黄色くなく、ほんのりと色付いてました。
コムガーと一緒に運ばれてきた鶏のスープ。
これが熱々で、鶏の旨味が凝縮されていておいしかったです!
苦手なパクチーが入っていたのですが、不思議とパクチーの味は気になりませんでした。
飲むと体に栄養がいきわたる感じ!
鶏のレバーや血を固めたものの煮物?も一緒に運ばれてきました。
醤油ベースの濃いめの味付けでビールが欲しくなりました(笑)
これと一緒にコムガーを食べると、さらにおいしく感じました!
ホーチミンにあるその他のコムガーのお店
チョロン(中華街)にある海南風チキンライスの老舗店「東源鶏飯」
戦争証跡博物館のすぐそば!海南風チキンライスの有名店「COM GA THUONG HAI」
【移転】安い、旨い!シンガポール風海南鶏飯のお店「TIEM COM GA HAI NAM」
Me Vui
■1 Com ga Hoi An
住 所:31C Tran Quoc Toan , District3 , HCMC
T E L :028-6673-2193
営業時間:10:00~21:30