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2021年7月にオープンしたベトナム料理店
本日は、2021年7月に愛知県一宮市にオープンしたベトナム料理店「コォンドォンワァン（Cộng đồng quán）」をご紹介します。
☆ベトナム語メモ
cộng đồng＝共同の
quán＝店
場所は一宮市の南東、岩倉市に近い場所にあります。
駅で言うと名鉄「石仏駅」と「岩倉駅」の中間ぐらいになりますが、駅からお店までは各駅から1.5kmほどと遠いので、車で行かれることをおすすめします。
電車で行かれる方や近隣にお住まいの方向けに、なんと！無料送迎サービスもあります。
近隣といっても、距離は半径10km以内（広い！！）までOKとのこと。
抵抗がなければ利用してみるのも手。
その日の状況により送迎ができない場合もありますので、利用を考えている方は店主のリー・ヴーさん（Mr.Ly、携帯番号：090-6352-6373、日本語OK）に事前に問い合わせてみてください。
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お店には20台ほど停められる駐車場があります。
手づくりの看板がいい感じ！
「ベトナムと日本に感謝しています。私は両国に奉仕したいんです。そして、みんなが気軽に使える‟共同の”お店でありたい。そんな思いから、店名に‟cộng đồng”と付けました」
と、熱く語ってくれたヴーさん。
ヴーさんは、クチトンネルで知られるホーチミン市クチ県のご出身で、愛知に来て18年。
ずっとトラックの運転手をされていたそうですが、1年ほど前からベトナム人の知人・友人たちから「ベトナム料理店をやってほしい」との要望が増え、お店を開かれることを決心したのだとか。
調理は、料理上手な奥様が担当されています。
オープンして3ヵ月とちょっと。
今後、より多くの方に知っていただくために日々、料理の開発やサービス等考えておられます。
看板の「昼には・・・焼肉定食！！」の言葉が、個人的にパワーワードでした！（頭から離れません・・・）
こちら、日本の喫茶店などで出てくるような焼肉定食ではありませんので・・・あしからず。
‟焼肉定食”を注文すると、こちらが出てきます。
↓
Cơm sườn bì chả（コム・スーン・ビー・チャー）
ベトナム南部の庶民料理で、ごはんに色々なおかずをのせたワンプレートごはんのこと。
定番のおかずは、甘辛いタレに漬け込んで炭火で焼いた豚肉「スーン」、豚皮の千切り「ビー」、卵とひき肉の蒸し物「チャー」の3つ。
店外には喫煙スペースも。夏はこちらで食事をとる方もいらっしゃったそう。
もともとは喫茶店だったところのようで、店内にはカウンター・テーブル・小上がり席合わせて50席ほど。
奥に見えるテレビはカラオケ用。
ベトナム語・日本語の両方の曲が搭載されているのだとか。
歌うにはちょっと勇気がいりますが（笑）、主に土日にベトナム人のお客さんが利用されるのだそうです。
店内の一角でベトナム食材を販売していました。
メニュー紹介
平日は800円ほどでランチメニューがあります（メニュー写真がなくてごめんなさい）。
例えば、牛肉のフォー＋揚げ春巻き1本＋ライスのセットがあるそうです。
平日のランチは日本人のお客さんが多いのだとか。
わたしは週末に行ったので、単品で注文しました。
そこで、全単品メニューの写真を公開します。
おつまみ
サラダ（和え物）5種類、ほかおつまみ色々。
価格がリーズナブルだと感じました！
色々注文してみんなでワイワイ飲んだら楽しそうです。
メイン料理
この中で人気の料理を訪ねると、「Bún bò Huếですね」とヴーさん。
ブンボーフエ（ベトナム中部の古都・フエ名物の牛肉と豚足入りピリ辛麺）はベトナム全土で人気のある麺料理。
数ある麺料理の中で、1・2を争うほど好きな料理なので、ブンボーフエを注文することに決めました。
デザート
デザートはアイス、シントー（ベトナム風フルーツスムージー）、チェー（ベトナム風ぜんざい）など。
チェーの仕込みをする若い女性スタッフ
ドリンク
ドリンクのメニューも豊富です！
ブンボーフエとアイスベトナムコーヒーをいただきました。
ブンボーフエ 800円
牛肉、豚足、マムルォック（塩漬けにしたエビを発酵させて作る調味料）、パイナップルなどでダシを取った滋味深いスープに、ベトナムハムや牛肉の薄切りなどの具がのっています。
付け合わせの野菜は空心菜ともやし、ノコギリコリアンダー、オリエンタルバジル、レモン、（パクチー。わたしはナシにしてもらいました）。
空心菜ともやしは、ベトナムでは生で出てくることが多いですが、こちらは湯通しされた状態で出てきました。
甘み・酸味・辛味・コクが複雑に混じり合ったスープがとてもおいしいです。
麺はぷりぷり弾力ある食感。ベトナムを思い出す味です。
そのままでも少し辛いですが、辛い味が好きなので別添えのベトナム風ラー油を加え、味変していただきました。
食後にはアイスベトナムコーヒーを。
熱々のベトナムコーヒーと、グラスの底に沈殿したコンデンスミルクをスプーンでよく混ぜてから、氷の入ったグラスの上からジャーッ！！と注ぎます。
濃厚で甘くて、ちびちびとゆっくり飲みたくなるベトナムコーヒー。
小上がり席で足を伸ばしてくつろぎながら、おいしいコーヒーをいただきました。
一見、異国感が強くて入りづらいかもしれませんが、ベトナム料理は日本人の口に合うと思いますし、ベトナムの方たちはとても温かいので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
コォンドォンワァン（Cộng đồng quán）
住 所：愛知県一宮市千秋町小山字南川田10-3
T E L ：090-6352-6373（Mr.Vu）
営業時間：11:00～21:00（月曜定休）
グッチ
