近年注目を集めているベトナム中部の都市・ダナン(Da Nang)。
ダナンに行ったら、時間に余裕があれば古都・フエ(Hue、ダナンから北へ車で2時間半ほど)や世界遺産の町・ホイアン(Hoi An、南へ車で1時間弱)も訪れたいところ。
わたしはダナンからフエに行く際にVINASUN TAXIをチャーターして行きました。少しでもどなたかのお役に立てればと思い、そのときの様子を記事にしたいと思います。
ダナン⇔フエの交通手段
ダナン⇔フエ間の交通手段は、主に次の方法が挙げられるかと思います。
- 鉄道
- バス
- タクシーをチャーターする
- ツアーに参加する
当初、旅情が感じられる①鉄道で行きたいと思っていたのですが、事前にあまり調べずに行ったため、フエに行く前日の夜に慌てて鉄道の時刻表を調べました。。。
しかし、調べてみると、列車の本数が1日3本ととても少ない。
※今は増えているかもしれません
詳しい時刻は忘れましたが、フエに行くには、朝8時半ぐらいにダナンを出発する列車に乗り、20時ぐらいにフエを出発する列車に乗って帰る必要がありました。お昼過ぎごろにもフエ発の列車があったのですが、それに乗ると、現地での滞在時間が短すぎるという問題が。
でも、20時ぐらいにフエを出発するとなると、ダナンに着くのは22時半ごろ。
フエでは名物料理のブンボーフエとコムヘンのお店、阮朝王宮にだけ行く予定で、それ以外の観光スポットを調べていなかったので、現地で時間を持て余さないか心配でした。何より、小さい子どもを連れて、そのスケジュールはちょっとキツイかなと感じていました。
タクシーチャーターの料金
当日の朝8時、泊まっていたシティホテル「Sanouva Danang Hotel」を出るまでは、それでも鉄道で行くつもりでいたのですが、ホテルの前にいたVINASUN TAXIと配車係のお姉さんを見て、「あ、タクシーにしようかな。。。」と心が揺れ動いたのです。
※Sanouva Danang Hotel、とても良かったので次回記事にします。
VINASUN TAXIの車体(ホーチミンにて撮影)
配車係のお姉さんに「フエに行きたいんだけど」と相談して、料金などチャーターの条件を聞いてみると、これが意外と悪くない。フエに着いてから、市内をあちこち回るのにその都度タクシーを捕まえることを考えると、逆にお得だと感じました。
わたしが提示された条件は次のとおりです。
運転手さんによって違うかもしれませんし、
物価の上昇により料金が高くなることもあるでしょう。
10時間(または200km以内)=136万ドン(約7,000円)
※以降、1kmごとに1万ドン(約50円)追加
例えば3人で行けば、1人2,400円ほどで行けるので安くなりますね。
メーター計算で行った場合
ちなみに、メーター計算で行った場合、フエまで片道120万ドン(約6,160円)かかっていましたので(チャーターしましたが、運転手さんは一応メーターを倒していました)、結果的に見ても、金額だけでなくいろいろな手間を考えると割安に感じました。
よし、タクシーチャーターに決定!
8時に出発して18時ごろに帰ってくるとなると、夕食や子どもが寝る時間を考えてちょうどいい!と思いました。心配性なので、運転手さんに再度料金を確認して出発しました。
夜のSanouva Danang Hotel
海沿いの風景を楽しめる
ダナンからフエへは、ハイヴァン峠を越えていきます。
トンネルが開通してから、フエ⇔ダナン間への移動が便利になったそうです。
ダナンを抜けると、すぐにランコーリゾートが見えてきました。
きれいな海があり、時間に余裕があれば、ここを目的に訪れてもいいなと思いました。
海が遠くに見えて、景色を楽しむことができました。
峠を越えて1時間ぐらいすると、農村風景が広がっていました。
左側には線路が見えましたよ。
ナント!途中で牛に遭遇!
車が来ても、臆せずのんびり歩いていました。
ドライブを楽しんだところで、フエの市街地に到着。
所要時間は2時間15分でした。
その後は目的地のブンボーフエのお店まで連れて行ってもらい、「〇分後にまた来てください」とお願いして運転手さんと別れました。その後も、集合時間を決めて、用事を済ませたらピックアップしてもらうという流れでフエ市内を回りました。
運転手さんはダナンの人でフエの地理が分からないため、ところどころ停まっては、地元の人に道を尋ねながら目的地に向かってくれました。運転手さんにも道を教えてくれた地元の人にも感謝です。
ダナンに到着
結局、ダナンには17時ぐらいに着きました。時間は大丈夫だったのですが、距離が200kmを超えていたため、超えていた8km分(8万ドン)をプラスして請求額は合計144万ドンでした。1日付き合ってくれた運転手さんへのお礼も含めてちょうど150万ドン支払いました。
大人だけだったら迷わず列車を選んでいましたが、小さい子どもがいたので、タクシーチャーターは負担が少なく快適でした。機会があれば、列車にも乗ってみたいです。
おまけ
ダナン⇔フエ間のフエ寄りのところの道路沿いに、延々と“DAU TRAM”というマッサージオイルのような油を売る店が並んでいたのが印象的でした。
わたしたちを待っている間、運転手さんは個人的な買い物をしていました。笑
「この服、欲しかったんだよ!ダナンで売っている値段よりも安かったから買っちゃったよ!どう?いいだろう?」と、とってもうれしそうでした♪
わたしたちが阮朝王宮を観光している間に同じブンボーフエのお店に行ったりと、運転手さんもフエ観光を楽しんだようです。