ベトナム風とうもろこし炒めとは?
前回の“焼きライスペーパー”につづき、マーガリンと干し海老を使った同じしょっぱい系のおやつということで、本日はベトナム風とうもろこし炒め“バップサオ(Bắp xào)”を紹介したいと思います。
☆ベトナム語メモ
bắp(バップ)=とうもろこし
xào(サオ)=炒める

日本の居酒屋さんで食べるとうもろこし炒め(コーンバター)はバター醤油味が定番だと思いますが、ベトナムのものは干し海老と細ネギ入りで、チリソースをかけて食べます。
ビールのおつまみにぴったりのバップサオ
わたしが住んでいた家の近くでは、毎日夕方になるとバップサオの屋台が出ていました。
バップサオの値段は、2~3人分の量が入って1パックたったの15,000ドン(約75円)。
夕食で「あと一品ほしいなぁ」というときに、よく買いに行っていました。
ベトナムの白いとうもろこし
とうもろこし自体は白っぽい色をしていて、もちもちした食感。甘みはなく、そのままだとあまり味がしないので、砂糖を入れて甘みを足します。チリソースはお好みで。
油で炒めてからさらにマーガリンと砂糖をたっぷり入れるので、かなり高カロリーなのですが、これがとってもおいしくて、ビールによく合うんです!
個人的には、日本の居酒屋さんで出しても売れそうだなぁと思う一品です。
15分でできる!バップサオを作ってみよう
ベトナム人女性のSummerさんとHelenさんの2人が運営するレシピサイト「Danang Cuisine」では、バップサオの作り方が動画付きで分かりやすく紹介されています。→サイトがつながらなくなってしまいました(2018.10.13追記)
※記事中の英語を大まかに翻訳しました
【材料】
- とうもろこしの粒 2カップ
- 細ネギ 3~5本
- 干し海老 大さじ3
- マーガリン(またはバター) 大さじ1
- 塩、砂糖、チキンスープの素など(お好みで)
- チリソース(お好みで)
【作り方】
- フライパンに多めに油を入れ、中火で熱し、細ネギの白い部分を入れ、香りが出るまで炒める。
- とうもろこしを加え、1分ほど炒める。塩、砂糖、チキンスープの素などお好みの調味料で味つけする。
- 蓋をして、スイートコーンなら1分、ベトナムの白っぽいとうもろこしなら水を少々加えて5分、やわらかくなるまで蒸し焼きにする。
- 干し海老とマーガリン(バター)を入れ、1~2分ほど炒めてから、刻んだ細ネギの青い部分を加えてよく混ぜ、さらに炒める。
- 器に盛り付け、お好みでチリソースをかけてできあがり。
(引用元:Recipe: Bắp xào – Stir-fried Corn |Danang Cuisine)
▼動画(3分19秒)は英語の説明付き。屋台の様子も写っています。
とうもろこし、細ネギ、干し海老、マーガリン(またはバター)があれば作れるので、ぜひ自宅でベトナム風のとうもろこし炒め“バップサオ”を作ってみてくださいね。
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