ライスペーパーを使ったベトナムのおやつ
生春巻きや揚げ春巻き以外に、違った使い方もあるライスペーパー。
本日はライスペーパーを使ったホーチミンっ子のおやつ、Banh Trang Nuong(バンチャンヌーン)”を紹介します。
☆ベトナム語メモ
banh trang(バンチャン)=ライスペーパー
nuong(ヌーン)=焼く
バンチャンヌーンは、マーガリンを塗ったライスペーパーに、干しエビ、うずらの卵、ねぎ、ひき肉などをのせ、炭火で焼いてからチリソースをかけ、半分に折ったもの。
ホーチミン市内の路上で見かけるおやつです。
こちらはビテクスコ・フィナンシャルタワーに面するゴードゥックケー(Ngo Duc Ke)通りに出ていた屋台。
バンチャンヌーンはサイゴン大教会の周辺でもときどき見かけます。
メニューにある“Banh Trang Tron”のtron(チョン)は混ぜるという意味で、こちらは細切りにしたライスペーパーを干しエビや青マンゴーの細切り、香草などで和えたものです。
具は左からフライドエシャロット、ねぎ、干しエビ、ひき肉。
その奥にはマーガリンとうずらの卵が見えますね。
ライスペーパーの上の具を広げながら、網の上へ。
そして、ライスペーパーの端を持ちながら、網の上でくるくると回転させます。
炭火で炙っているときは、あたりにいい香りが漂っています!
できたてをその場でほおばろう!
最後にチリソースをかけて、半分に折ってできあがりです。
バンチャンヌーンはパリッパリのライスペーパーがポイントで、時間が経つとライスペーパーが柔らかくなってしまうので、できるだけすぐに食べることをおすすめします。
ベトナム版ピザ、ともいえるバンチャンヌーン。
愛知県にお住まいの方にはおなじみの(?)、お祭りの屋台で食べた“たません”(えびせんべいの上にお好み焼き用のソースを塗って、目玉焼きをはさんだもの)のベトナム版といった食べもので、愛知県で育った私としては、食べると懐かしい気分になります。
路上で見かけたら、ぜひ一度お試しください☆
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