「カエルを食べに行きませんか? (^-^) 」
ホーチミンに住んでいたとき、
ベトナム語の先生の提案でカエル料理を食べに行ったことがありました。
「い、いいですよ。行きましょう (^ω^;) 」
一瞬ためらいましたが、カエル料理を自分から食べに行くことはまずないので、この機会に挑戦してみることに!
ベトナムでカエルは一般的に食べられている食材。
スーパーや市場では普通に生きたカエルが売られています。
お店はこちら、「Ech dong(エック・ドン)」です。
サイゴン動植物園の北側、グエンティミンカイ通りの端にあります。
ếch(エック)はカエル、đồng(ドン)は田んぼの意味だと先生から教わりました。
つまり、直訳すると、店名は「田んぼのカエル」という意味になりますね。
店内を見回すとお客さんはみな鍋を注文していたので、私たちも注文。
それだけじゃ足りなさそうだったので、カエルの炒めものも頼みました。
※以下、グロテスクな写真はありませんのでご安心を。。
Ech xot trung muoi 70,000ドン(約350円)
カエルのココナッツミルク炒め(フランスパン付き)。パンをちぎって、ココナッツミルクと玉子のソースに浸して食べます。中にはカエル肉のから揚げがたっぷり入っていました。
Lau ech 80,000ドン(約400円)
本命のカエル鍋。4人分の量とあったのですが、実際はちょっと多めの2人分ぐらい。
80,000ドンは安いですよね。コンロと鍋、空芯菜とバナナの花、苦い葉っぱ(名前分からず。先生曰く、よく鶏肉と一緒に炒める葉っぱなんだそう)、ブンが運ばれてきましたよ。
鍋用の具。カエル肉とタケノコです。
カエル肉は生だと思いきや、意外にも唐揚げの状態で出てきました。これを、しゃぶしゃぶのように鍋にくぐらせてから食べるのだそう!ぐつぐつ煮たら唐揚げのカラッとした食感がなくなり、ふにゃふにゃになってしまいますものね。おもしろい食べ方だと思いました。
盛り付け図。
スープの味はトムヤムクンに似ていて、レモングラス風味で辛かったです。
肝心のカエルはというと・・・一般的によく言われていることですが、鶏肉のようでクセがなく、淡泊な味わいでしたよ。皮の部分は、まさに鶏皮!と感じるような食感でした。
帰宅後、怖いもの見たさで「Ech dong」を画像検索してみたのですが・・・
(||゚Д゚)
見なければよかった・・・と思いました。
なかなか良い経験ができた一日でした。笑
Ech dong(エック・ドン)
住 所:2A Nguyen Thi Minh Khai, District1 , HCMC
T E L :028-6291-6587
営業時間:10:00~22:00