Skypeを使ってスキマ時間にベトナム語学習を
こんな方にぴったりなのが、音声通話やビデオ通話・文字によるチャットができる「Skype(スカイプ)」を使ったオンラインのベトナム語教室。
今回は、2020年2月1日に開校したばかりのオンラインのベトナム語教室「VVレッスン」を1コマ(25分)体験させていただいたので記事にしたいと思います。
オンラインレッスンを受けるのは初めてです。
まず、私のベトナム語学習歴ですが、ホーチミン市に住んでいたときに週2~3回、日本語が話せる先生に自宅に来ていただき(息子が赤ちゃんだったため)、1回につき1時間のレッスンを受けていました。当時、レッスン費は交通費込みで1時間約850円でした。
レッスンを2年間続けて簡単な会話はできるようになったのですが、帰国して4年以上経ち、残念ながら今はベトナム語を忘れつつあるといった状態・・・。
ということで、久しぶりのベトナム語レッスンで少し緊張しました。
①「VVレッスン」の特徴
- 1コマ(25分)285円〜
- 講師は北部ハノイの大学生
- 約30名の講師が在籍
- 講師陣は日本語を話せるので、日本語で質問ができる
- 好きな時間にレッスンを受けることが可能
- 日本人経営者によるサポートあり
料金は講師の学年や経験によって異なり、大学2年生の講師(4名)が1コマ285円、3年生の講師(16名、うち1名は英語話者)が320円、4年生の講師(8名)が350円、YouTubeに出演している講師(3名)が400円と格安です。※講師の人数は2020年4月5日時点
初回のみ無料レッスンを体験でき、以降は月額ポイント制で1,000ポイント (JPY 1050、購入後5日間有効)~、Paypal決済または銀行振込でポイントを購入してレッスンを受けるシステムとなっています。→ポイントについての詳細はこちら
南北に長い国土を持つベトナムでは、北部と南部で発音が異なります。
ハノイは北部に位置していますので、「VVレッスン」で習うベトナム語は北部弁ということになります。
日本で販売されているベトナム語学習の本は北部の発音で書かれていることが多いようです。
ホーチミン市など南部に住んでいる方や、これから南部に住む予定の方への、南部出身の講師の需要もありそうだなあと感じました。
※2020.4.23追記
中部、南部出身の講師も選べるようになりました!
私が教わっていたベトナム語の先生はミトー(南部メコンデルタ地方の市)出身で、ベトナム語を習い始めるときに「北部弁と南部弁、どちらを習いたいですか?」と聞かれました。私は日常的によく聞く言葉を使いたかったので「南部で」と答えました。
レッスンのペースは、例えば平日の夜に1コマ、週末の午前中に2コマ、集中したいベトナム語検定前は毎日2コマ・・・など、好きな時間帯・自分のペースで受講できるところが魅力だと思いました。
②申し込み方法~レッスン前日
まずサイトに新規登録をして、氏名やSkypeのID、居住地(日本orベトナム)など必要事項を入力。
その後、「予約確認」ページからレッスンを受けたい日時を選びます。
「Open」と書かれている青い枠に申し込むことができます。
私は午前中に受けたかったので、上の写真の320ポイントの先生・ヒエン先生を選びました。
すると、事前に登録したメールアドレスに予約完了のメールが届きました。
メールには、日本時間とベトナム時間(時差2時間、例:日本が10時ならベトナムは8時)が書かれていて分かりやすいです。
レッスン前に「VVレッスン」のYouTubeでヒエン先生の自己紹介動画を観ました。
レッスン前日には先生からSkypeに連絡があり、明日レッスンをすることの確認と、テキストの写メを送ってほしいとメッセージがありました。
テキストは自身で用意する必要がありますが、受講者限定でベトナム語検定中級と上級の単語帳のセット販売があります。
久しぶりにテキストを探し出してきて、習いたいページの写真を撮り、送信しました。
ところで、ベトナムに住むことが決まったとき、『旅の指さし会話帳』には大変お世話になりました。
初心者の方は、この本をもとにあいさつや使いそうな言葉の発音を教えていただくのもいいと思います。
③レッスン当日
※運営者の方、先生に許可を得て撮影させていただきました
そして、レッスン当日。
ビデオ通話で、まずお互いにあいさつと簡単な自己紹介をしました。
ヒエン先生はニンビン省(Tỉnh Ninh Bình)のご出身で、ニンビン省にはチャンアン(世界遺産)があることや、焼肉がおいしいことを紹介してくれました。
「私の名前の‟ヒエン”はベトナム語で‟優しい”という意味がありますが、私は厳しいですよ~(笑)」と場を和ませてくれたあと、レッスンスタート。
目標は近所に住むベトナム人の方とベトナム語でコミュニケーションを取ること。
私が住んでいる地域はベトナム人が増えていて、昨年は息子の通う小学校にベトナム人の転校生が2名、クラスメイトに加わりました。
学校全体にベトナム人が多く、宿題について質問を受けたり、行事で会ったときに話をする機会があったりと、ベトナム人の親御さんとコミュニケーションを取ることが増えてきたのです。
(上から)
コンビニ
スーパー
一緒にスーパーへ行きましょう!(行きませんか?)
※実際、一緒に行くことはあまりないと思いますが・・・
私は・・・を探しています
何か手伝えることはありますか?
‟助ける”という意味の「giúp」は前に習ったのですが、「giùm」は初めてでした。
Skypeはこのように通話だけでなく、チャットでベトナム語表記を確認することができることも良い点だと思います。
途中で質問に答えてくれたり、発音を直してくれたりと、こちらのペースでレッスンが進みました。
ヒエン先生は実際は厳しくなく、やさしい先生でほっとしました(笑)
④感想
気軽にベトナム語レッスンを受けられ、マンツーマンで好きな時間に習うことができる「VVレッスン」。
レッスンごとに先生を変更できますが、1人の先生とレッスンを進めたい場合は担当制にすることもできます。
合いそうな先生を決める際、30名もいらっしゃる先生の中から選ぶのは迷うので、先生のプロフィールがさらに充実していたら選ぶ目安になるかなと思いました。
格安でレッスンを受けられる生徒と、日本語を活かして仕事ができるハノイの大学生をマッチングさせた、良いサービスだと思いました。
☆レッスン風景をのぞいてみたい方は、動画4本をご覧ください。
「オンラインベトナム語のレッスン風景を動画で4本紹介します」
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