犬山市にできたベトナム料理店「ベトナム屋台 CAMON(カムオン)」を訪れました。
場所は、名鉄「犬山駅」西口から徒歩8分ほどのところ。
駅から西へ向かって歩いて行くと、ベトナム国旗が見えてきました。
軒先にはホイアン名物のランタンが飾られていました。
店頭では、梨やりんごを売っていました。
・・・というのは、ここの2Fがベトナム食材店になっているのです。
もともとは「AKATAIYOU MART」という名前で別の場所で営業していましたが、こちらの2Fに移転しました。
店主のニンさんに伺ったところ、2Fの食材店は倉庫のようになっており、もしお客さんが買いたいものがあれば、言ってくれれば上から持ってきてくれるとのことでした。
ガラスに映りこんでいるのが、ニンビン省出身の店主・ニンさん。
ご夫婦でこちらのお店を切り盛りされており、お2人とも日本語が堪能でいらっしゃいます。
5歳・1歳の2人の男の子のママでもニンさん。
現在は、ベトナムからお父様が来日されていて、子育てを手伝ってくれているとのことでした。
お店の外に出ているメニュー
期間限定メニュー?の冷やしフォー。おいしそうですね!
店内の様子。
壁が黄色く塗られており、まるでベトナムに来たかのような気分にさせてくれます♡
サイゴン大聖堂の写真が飾ってあり、とても懐かしい気持ちになりました。
ちなみにに、無料Wi-Fiが利用できるようでした。
わたしは、こちらのベトナム航空のCAさんのパネル前の席に座りました。
メニューです。
フォー(牛すねチャーシュー・牛すねチャーシュー&牛ももしゃぶしゃぶ・鶏肉の3種類)、ブンチャー(ハノイ風つけ麺)、豚焼肉入りバインミー、揚げ春巻き、生春巻きと料理の種類は多くなく、「ベトナム料理といえば!」な主要メニューが抑えられているラインナップでした。
わたしはブンチャーと揚げ春巻きを注文しました。
お盆の右上にのっているのが揚げ春巻きです。
揚げ春巻きはサクッと軽い食感で、スナック感覚で食べられました。
ブンチャーには、キンゾイというシソとミントを合わせたようなハーブ、オリエンタルバジル、サニーレタス、もやし、人参が添えられていました。
つけ汁には大きなつくねがドカンと入っていました。
そして、ヌックマム(ベトナムの魚醤)と甘~い香りがしてきましたよ!
特徴的だったのが、つくねの形。
大きな四角いつくねを、等分に切り分けた感じ。
ネットで「ニンビン ブンチャー」のキーワードで検索してみると、四角いつくねのブンチャーの画像が出てきたのでそれをニンさんに見せ、「ニンビンのブンチャーのつくねは四角なんですか?」と聞いてみると、「そういうわけではないんですけど・・・わたしはハノイでブンチャーの作り方を習いました」と教えてくれました。
四角いつくねの謎・・・ご存じの方がいらっしゃれば是非教えてください!
この分厚いつくねは手間をかけて作られているようで、肉だねを冷蔵庫で寝かせ、網で焼き、カットしてからまた焼いているのだとか。
つけ汁にブン、ハーブ&野菜、つくね、にんにく&唐辛子を少しずつ入れて口を運ぶと、幸せな味が口に広がりました~♡
つけ汁はヌックマムの風味が濃いめで甘い香りがしたのですが、ニンさんによると、この甘い香りの正体は”パイナップル“。
砂糖は使っておらず、パイナップルで甘さを引き出しているそうです。
食後にはベトナムコーヒーをいただきました。
グラスの底にたまった練乳をよく混ぜいただくと、濃くて甘い味が身体にしみ渡りました☆
一番人気のメニューがバインミーと聞き、「これは食べてみたい!」と思い、テイクアウトして家で食べました。
バインミーの中には豚焼肉、サニーレタス、なます(人参のみ)、チリソースが入っており、豚焼肉が炭火で焼いた香ばしい風味がしておいしかったです。
わたしが店内でブンチャーを食べているときに、バインミーをテイクアウトで買いに来られた常連さんらしき日本人女性がいらっしゃったのですが、リピートしたくなるのも納得でした。
ベトナム屋台 CAMON(カムオン)
住 所:愛知県犬山市犬山市東古券113-8
T E L :070-8486-8588
営業時間:月-金10:00~20:30、土日9:00~20:30