5/1にオープンした新しいベトナム食材店
最近、愛知県内でベトナム食材店が急激に増えている気がします!
さて、今回は、ベトナム人の友人から教えてもらった新店舗・刈谷市のベトナム食材店「SAKURA MARK asia food」をご紹介します。
こちらの店舗は5月1日にオープンしたばかり。
トヨタ車体 富士松工場のすぐそばにあります。
▼こちらのお店も刈谷にあります!
店内には開店祝いのお花が飾られていました。
フォーやブンなどの各種乾麺やインスタント麺、調味料などの品ぞろえは他のベトナム食材店と似ていますので、今回はわたしが他店であまり見かけたことのない(もしくは初めて見る)珍しい食材を紹介したいと思います。
「SAKURA MARK」に売っていた珍しい食材
まずはこちら。この白い食材は何だと思いますか?
・・・これはザボン(ベトナム語:bưởi、ブォイ)の皮と果肉の間の分厚い白いスポンジ部分を乾燥させたもの。
種類豊富なチェー(ベトナムの伝統的デザート)のひとつ、「チェー・ブォイ」の材料として使われます。
最初、「ザボンのチェー」と聞いたときはザボンの実が入っているかと思ったのですが、食べてみると、フレッシュな実はどこにも入っていない。
普段なら捨ててしまうであろう白いスポンジ部分が入っていると後になって知り、ベトナム人の「ムダなく、おいしく食べよう」という知恵と工夫を感じたものです。
左上に見える黒っぽくて丸いものは、サウ(Sấu)というハノイの果物。
ホーチミンでわたしは見かけたことはありませんが、北部料理店でこのサウの実の砂糖漬けが入った甘酸っぱいジュースを飲んだことがあります。
左下のカラフルで丸いものは魚のすり身。
ベトナムでは、串に刺してその場で揚げてくれる屋台を見ました。
串揚げの屋台
あとは、拡大して撮影するのは控えたのですが、一番下に見える大きな物体は、なんと豚の頭!1つ1,350円とのこと。
豚耳や皮など、余すところなく使うと考えると、とてもお値打ちだと思いました(わたしは使い方が分かりませんが・・・)。
他に、豚の脳みそ、ジャコウネコの肉(!)も冷凍された状態で売っていました。
ジャコウネコと言えば、糞から採られる未消化のコーヒー豆、高級コーヒーのコピ・ルアクを思い出しますが、ジャコウネコ自体を食べるというのは初めて聞きました!
孵化しかけの鶏の玉子は1個120円。
その他食材
ビールのおつまみにぴったりな肉でんぶやチキンジャーキー、
ライスペーパーの和え物など。
こちらは、赤い色を出すための着色料・アナトー色素。
先日、料理教室で使ったので、ひとつ購入することに。
ライギョは頭あり、頭なしのものが売られていました。
ベトナムハム、揚げハム、ネムチュア(発酵ソーセージ)・・・
空心菜、タデ、パクチー、インゲンマメなど。
スマホケースの加工サービスも!
お店の入口にあったこちらの機械。
「何をするものだろう?」と気になっていたところ、「これはスマホケースの裏側に、自分の好きな写真やイラストをプリント加工するための機械です」とベトナム中部・ザライ省出身の店長、リンさんが教えてくれました。
加工例
写真提供:SAKURA MARK asia food
加工費は送料込みで1,200円。
店舗まで行かなくても、下記Facebookやメールアドレスから、氏名・住所・電話番号・加工したい画像を送って注文することができます。
配達完了まで3~5日ほどかかるそうです。
興味のある方は、詳細をお店の方に尋ねてみてくださいね。
「まだオープンしたばかりなので、これから商品をどんどん増やしていきます。来週はドリアンを入荷する予定です」とリンさんは話します。
今後、周辺にお住まいのベトナム人の生活を支えていくお店となっていくことでしょう。
ブン(155円)、アナトー色素(270円)、新鮮なディル(160円)を購入しました~
SAKURA MARK asia food
https://www.facebook.com/Sakura-Mark-101820848080104
住 所:愛知県刈谷市一里山町砂山153-1
T E L :080-3633-5027
E – m a i l :phanthelinh☆gmail.com ※☆を@に変えてください
営業時間:平日10:00~20:30 土日9:00~20:00 ※スマホケースは24時間受付